自転車と川の字で寝る【世界の寝床から】
睡眠は人間のキホンである。
もちろん異論は認める。だが、私にとって睡眠は人生における至高の瞬間であり、何人たりとも立ち入れないプライベートな聖域なのだ。
これは自称・どこでも寝られる特異体質の筆者が、これまで寝てきた多種多様なシチュエーションを振り返る記事シリーズである。
記念すべき第1回は、自転車と一緒に寝たシチュエーションだ。
自転車をポール代わりにすれば軽量化できるよね
登山やバイクパッキングなどの自転車では、UL(ウルトラライト)という考え方がひとつの流派として人気だ。
ギアの軽量化はもちろん、持ち物を根本的に見直し必要最低限まで取捨選択をする。そのやりとりが趣深いし、軽くなれば体力が変わらずともより遠くへ行けるようになる。
独自の「たくましく生きられればこだわりはない」流派に属している私は、都合の良いときだけULの思想を踏襲する。睡眠についても時と場合によるが、どこでも寝られる体質を活かして最低限を目指してみた。
それがこちら。
空と君のあいだに、タープとシュラフ戦法だ。
いわゆる自転車張りというやつである。雑誌などで達人と呼ばれる人々がやっているストイックな野営方法を真似してみた。
これは5月の福島県いわき市、平野部での設営。0~10度対応のシュラフにインナーマットを引いて寒さ対策を施す。
そして就寝。無風だったため風による冷えはなかったが、明け方に末端が冷えてエマージェンシーシートを下半身に巻き付ける形で暖を取った。それ以外は寝付きも悪くなかったし、朝までのんびり寝ることができた。
夏場であれば被るタイプのカヤをして虫対策をすれば丁度よいのではないか? 降水確率0%の夜に使えそうな方法だ。サクッと寝られるし、ポールも不要だからうれしいね。
<寝床データ>
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