寒い。外気温は0℃だった。家の中も冷えている。目の前のデジタル時計は室温を13.8℃としめした。 人間は意外と気合だけじゃうまく動けないことが多くて、簡単なことで体力を削られていく。例えば気圧だ。気圧の変化にとても過敏な人がいる。低気圧や台風が近づいてくる気配だけで、体調が悪くなるような人だ。 それから、気温の変化もある。急に気温が上がったり下がったりすると、体調を崩しやすくなる。特に、急に冷えたりすると顕著だ。 人間がアフリカで生まれた生き物なら、きっと日本のように寒くなる
仕事はうまくいかなかった。 SNSが今日も楽しかった。 そういうことを噛み締めて生きている。 クレジットカードで支払いを済ませた。 財布に入っていたお札がピン札だった。 たくさんお酒を飲んだ。 テレビが面白かった。
ドラッグストアで買い物をした。そのドラッグストアで会計をする時は、ポイントをつけるために、いつもクレジットカードで支払いをしている。 今日もいつものようにクレジットカードで支払いをしようとしたら、レジの人に 「タッチ決済の方は、カードリーダーにカードを乗せておいてください」 と言われた。 私は差し込み型のカードを利用しているので、話しを聞き流していたら、何度もカードを置くように誘導された。 「あの、私のカードは差し込み式なのですが……」 と言うと、レジの人はまっすぐな目でこう
写真の整理をした。 ここのところ、どんどん記憶力が低下しているような気がしてくる。写真を整理していると、撮った記憶がない写真がそれなりに出てくる。ちゃんと写真が海馬のアウトソーシングとなっているのだなと実感する一方、なんだか知らない人が撮った写真が混ざってしまったようで、居心地の悪さを感じたりもする。 そもそも、写真は正確に瞬間を切り取っているわけではない。カメラが趣味の人ならわかるだろうが、カメラの設定や天候、光のあたり方によってかなり写真の出来栄えは変わる。だからこそ、万
平沢進は鬱病には効かないかも知れないが、ネガティヴ思考には確実に効く。と思っている。 私は元来、思考が止まらなくなってしまうという癖がある。頭の中で誰かが喋り続けているように、考えることをやめようとしても音として言葉や思想が入ってきてしまう。もちろん、時や場所を選ばないので、大変迷惑する。 これが、仕事のことや趣味についての考えならいいのだが、たまにひたすらネガティヴな言葉ばかりが浮かんでしまうことがある。 そう言った時には、ネガティヴな音楽や逆にめちゃくちゃポジティブな曲を
私のルーツは東北にあるため、幼少期にはよく寒天を食べた記憶がある。祖母は料理が苦手で、普段の食事を作ることをほとんどしなかったが、寒天だけは唯一作っていた。 多分、多種多様な寒天を作っていたのかと思うのだが、覚えているのは2種類だけだ。 一つ目が牛乳寒天。これはよくコンビニやスーパーなんかでも売ってるような、白くてみかんの缶詰が入っているオーソドックスなものだ。ただ、祖母の作っていた寒天は、みかんの缶詰が入っていない時もあったし、みかん以外のフルーツの缶詰が入っていたこともあ
アザラシが乾く時間は、天候にもよるが、大体1時間くらい。
最近の楽しみは友人と過去の「水曜どうでしょう」を見ることかもしれない。何も考えずに笑って見れる。今、ちょうどサイコロの旅を見ているのだが、当時の街の様子が映ったりするのがとてもいい。もう無くなった建物なんかを見ると、様々なものが絶えず変わっていくのを実感する。 友人とどうでしょうに触発されて、長距離バスに弾丸で乗り込んだこともあった。その後、二人して酷い風邪を引いた。長距離バスは魔界であった。
今期、1番とんでもないアニメは間違いなくきのこいぬだと思う。倫理が狂ってる。 頼むから見てくれ。
私の住んでいる県には天下一品がない。 元々は存在していたが、潰れてしまった。天一が存在していた時は、電車を乗り継がなければいけない場所に天一があったため、行ったことがなかった。ラーメンに対する情熱が薄い方らしい。 いざ、天一の近くに引っ越したら天一がなくなってしまった。もう、天一跡地に建った天一っぽいラーメンを食べるしかなかったのだ。 ところが、ローソンで天一フェアを開催するじゃないか!ありがとう、ローソン。 私は天一を食べるよ。
大人気ない行為をした。 たまたま入ったおもちゃ売り場にぬいぐるみコーナーがあったので、興味本位で眺めていた。すると、男性と5歳くらいの女の子が何やら話しているのが聞こえた。男性が「こら、売り物なんだから!」と子どもを嗜めるような声が聞こえる。 よくよく様子を見てみると、二人は親子で、どうやらカワウソのぬいぐるみをどうにか買ってもらえないかと子どもが駄々を捏ねているらしい。よくある光景だ。先ほどの子どもを嗜めるような言葉は、女の子が同士でもぬいぐるみが欲しくて泣き出してしまい、
駅とか人混みの中に行くと、「今ここで私がとち狂ってしまい、大声で暴れ出したらどうしよう」という妄想に襲われる。 ストレスが掛かる作業を行なっているときも、「今ここでこのパソコンをめちゃくちゃにして逃走を図ったらどうしよう」と考えることがある。 日々の選択肢の中に常に「発狂」というコマンドがある。 話しは少し変わるが、ごく稀にぶつかりおじさんと遭遇することがある。ぶつかられるたび、舌打ちをしてやり過ごしているが、私がヤバいやつだったらどうするんだろうと思うことがある。もし、ぶ
資本主義ほど個々の幸福をぶち壊すものもないと思う。 会社は利潤を上げるために存在しており、より大きな利潤を生み出すために日々迷走する。まるで不思議の国のアリスで描かれた、そこにとどまり続けるためには進み続けなければならない比喩表現のようだ。当たり前に考えれば、永遠に利潤を上げ続けることなど不可能なのだ。地球の資源には限りがある。利潤を生み出すためには少なからず資源が必要となる時点で、かなり夢物語に近い考えだ。 また、資本家と労働者の関係も最悪だ。資本家は少ない元手からどんどん
生まれて初めてイカ墨パスタを食べた。 無印週間だったので、せっかくならいつも買わないようなものを買ってみようと思い立った。とりあえず、今日はパスタを茹でる予定があったので、パスタソースを買おう。無印良品には見たこともないようなパスタソースがずらりと並んでいる。ピスタチオ、うに、ベニズワイガニ……見ているだけで楽しくなってくる。 陳列の中に割とお手頃価格の商品を並べているコーナーがあった。せっかくの無印週間なので、うんとお高いものを買おうかと思っていたのだが、一つのパッケージに
錦鯉が好きだ。特に長谷川さん。 錦鯉が出ている番組は、割と観ている。のりのり散歩も大好きだ。時間とお金に余裕さえあればライブとかにも行ってみたい。 なんでこんなに長谷川さんが好きなのか考えてみた。多分、いい年したおじさんが本気でアホみたいなことしてる姿が好きなのだ。あと、声もアホっぽくて好きだ。あの声質は中々狙って出せるものじゃ無いと思う。 長谷川さんみたいに偉ぶらない大人になりたい。実際どうなのか知らんけど。
のし、のしかかる、のしあがる、のしうめ…… 今日、百貨店でギフトを買った。11月に誕生日を迎える人に渡すためのプレゼントだ。カウンターで支払いを済ませようとすると、店員さんはこう言った。 「のしはいかがいたしましょうか」 のし、のし、のし……もちろん、日常的にのしを使うような仕事はしていないし、のしを使うような丁寧な生活もしていない。はて困った。 見かねた店員さんは「お誕生日とかおめでたいことならこちらの蝶結びがよろしいかと思われます」と助け舟を出してくれた。 結局、のしはつ