人生初転職(管理栄養士)
久々にブログを開いた。
前回の記事から気付けば1年以上経っている。
2023年1月の記事では「転職したい、というかする」と書いていて、同月に転職エージェントへ登録。
翌月には採用面接を受けて翌日に採用連絡。あまりにも早い採用通知に怯えつつ。
2024年4月から晴れて転職成功した。
文字通りの転職成功。
転職先は委託給食会社に全面業務委託をしている病院側の管理栄養士。
少人数制の職場で人間関係に恵まれている。
2023年1月にコロナに罹った。
有難いことに無症状だったこともあり、早出遅出で狂った生活習慣が8日間の自宅待機中に整い、「今の職場から次のステップへ進もう」と転職活動に踏み切れた。
むしろ、転職について真剣に考えられる脳の容量が生まれたという感覚に近い。
他にも朝3時台に起きて日の目を見ずに退勤したり、遅出で21時前に帰宅してシャワー浴とお腹に溜めるだけの食事を済ませ、翌日の早出のためになるべく睡眠時間を確保する生活が続くといった恐怖も転職理由にある。
もちろん転職時の面接では、違う言葉で志望動機を伝えた。
NST専従の前職の部下と定期的に食事へ行って近況を聞くのが楽しい。
私のように栄養指導に行きたがる管理栄養士が居ないらしく困っていると聞いた。
前職では実際に、私が好きな業務である栄養指導へ行きたがっていたけど、栄養管理業務ための時間が人手不足の厨房業務に割かれていて実質行けていなかった。
他にも心に引っかかることがもう一つ。
月1回行っていた透析患者の外来栄養指導。本来は1か月以上間隔を空けて指導へ行きたかった。
しかし、シフトや人員不足からスパンが短くなることもしばしば。
スパンが短くなれば、食生活改善の定着や検査データへの結果に反映されないまま次の栄養指導となり、「この栄養指導は意味があるのか?」と考えだしてしまう。
患者のためになっているのか疑問に思い、その旨を上司に伝えたが人員配置の兼ね合いで上手く対応できず終わった。
誰が悪いとかではなく、したいことが出来ないもどかしさがあった。
現職では、学生の頃から関わりたかった栄養指導に携われている。
私からの一方通行ではないと信じたいけれど、1人1人と密に関われていると感じている。少なくとも前職よりは。
入院外来患者アンケートに”管理栄養士の先生にはお世話になりました” ”栄養指導の先生は人当たりが良く、説明も分かりやすくて好感が持てました”と書いてもらえていたと上司から聞いた。
やりがいを感じるとともに、もっともっとそういう声が欲しいと思う。
栄養管理業務は模索しながらやっていて正直なところ、栄養指導ほどの手ごたえややりがいは感じられていない。
ただ、それは自分の知識や技量不足が影響していると思う。
かと言って栄養指導で十分な知識や技術を持てているとも言えないが。
来月で転職して1年。成長している実感は正直湧かない。
日々、疑問を持って取り組もう。
2023年は激動の1年だった。
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