実力差のある社会人クラスの運営 成果を出すには?
ご質問
今回は、検定試験の質問ではなく、現場からの質問です。
今から、日本企業の韓国支店/工場の日本語会話 朝6時40分-8時10分(こちらでは普通の時間)の中上級クラスを担当することになりました。
今年から社長が日本人に代わり、全社員日本語学習が必須となりました。
それまでは、技術部門や営業部門の人はそれなりに日本の本社とのやり取りがあるためある程度できる様子です。
会社側は、3つのクラスを設定しました。
1つは超入門。あいうえおから。約20名
2つ目は初級1 約13名
3つ目は私の中上級。
初級の先生にこの話をしたところどこの会社も、 中級というクラスがなくいきなり中級下か上級しかないんですよね~とのことです。
私の担当クラスは、7人のクラスで、顔合わせのとき、 4人がN1を持っていると流暢に日本語で話していました。
残り3人は、初級は既に終わっているのでこれから中級と言う方達です。
会社側の依頼で、この教育投資がどのくらい成果がでるか6ヵ月後に見てみたいということで、現在の実力確認と目標はN2レベルなので、 N2の過去問題を解かせてみました。
結果は、本人達もびっくりの点数が出てしまいました。
まず、N1と言っていた人たちは、全て60点台で、一人だけ70点台。
(私もこの結果に倒れそうになりました。みんなできた100点だと思うって言っていたのです)
残り三人は、25-30点でした(こちらは点数が取れたことにむしろ「満足」組みです)ので、想定内です。
しかし、私自身にはもっと困ったことができました。
これほど格差のあるクラスを今後どのように私が運営をしたら良いのかということです。
更に、N1の生徒は、ビジネスレベルを!と学生達が求めていたので、それに対応したテキストなどを既に用意させている状況です。
ここで質問です。
先生ならどのようなクラスカリキュラムを作られますか?
(日本語教師教育検定試験だとコースデザインとカリキュラムの部分になりますよね)
私の考えているカリキュラムは、
1,2ヶ月は中級の文法復習と中級レベルのリスニング
3ヶ月目から上級レベルの会話テキストと少しづつビジネスメールの書き方や挨拶などを取り入れていこうかと思っていますが、退屈に学生は感じないのか?
そして、3人の中級レベルはついてこれるのか?
それが不安なのです。
お忙しい中、申し訳ありませんが、
良かったらご意見をお聞かせください。
ご返事
●● 様
こんにちは、篠崎です。
お問い合わせ、ありがとうございました。
いい感じですね。
つまり、
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