日本大好きなシニア学習者に対して効率よく教えるには?
ご質問
現在私がプライベートに日本語を教えている(フランスで)学習者について
アドバイスを頂きたく連絡いたしました。
今、悩んでいる学習者は、66才の定年された学習者についてです。
私なりにニーズ分析してみますと
*日本が大好き
*日本へ旅行へ再び行きたい(2度日本へ行ったことがある)
*何十年も稽古をしている合気道でも日本語が使われる
*定年後のアクティビティに日本語を勉強するのはもってこい
一緒に学習を初めて1年半以上が過ぎてます。
ひらがな・カタカナの学習は終え、漢字も一緒に勉強しております。
使っている教科書は:「出来る日本語」「出来る日本語:文法ノート」
「漢字たまご 初級」です。
1年半勉強し「出来る日本語」の第6課が終わったところです
(週一:75分授業)
他の学習者より学ぶスピードが遅く(これは仕方のない事だと思いますが)、
物覚えも難しい事が多いのが現状。
絵カードや、語彙・文法シラバスをつくったりと工夫しながら
ゆっくり反復を繰り返し授業を行ってます。
ただ、学習者が復習せずに授業に参加する場合、翌週の授業で
全て忘れている事が度々で、こちらもまたまた
反復の反復に疲れを感じる事があります。
「文法ノート」で復習する際も、字が小さすぎてよく見えない、
使い方がよく理解出来ないと、おっしゃられる。
クラスでは、「ルーペ」を用意しているのですが・・・
この学習者の素晴らしいところは、
出席率は大変良く、やるきもある学習者です。
だからこそ、
そのやるきに答えるためにも、教師側も準備し授業を行いたいので、
高齢にちかい学習者に対しての学習方法、効率よく学習者と勉強するには、
どうしたらよいのでしょうか。
また、字の大きく印刷されてある日本語学習教科書はあるのでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご返事
T・J様がご心配になるのはよくわかります。
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