建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL.5~英語契約書
外国人採用をするにあたり、契約書や誓約書、就労規則なども、社員となる外国人に理解できる言語で作成する必要があるかと思います。
日本語がある程度話せる方だと、必要ないかな?と考えてしまいがちですが、やはり「話す」ことと「読み書き」することの難しさは別次元のよう。流ちょうに日本語を話せる方でも、会社説明スライドは英語バージョンをお見せした方が「わかりやすくて助かる」と喜ばれます。
やはり入社契約にあたって契約書や各種の誓約書などはその方の理解しやすい言語にしないと(日本語ネイティブの私にすら難解なのだし;)と考え、アメリカの方の入社日が近いので、急ぎ契約書類を英訳することにしました。
と申しても、私、英語に長けているわけではありません。
厚労省のサイトで「労働条件通知書」の英語版を見つけましたが、PDFデータなのでダウンロードしても編集出来ませんでした。PDFデータをWORDに変換してみましたが、やっぱり編集できずに断念。(編集可能なデータ形式のものがないの?それとも私が何か見落としてる?!)むぅ・・・と首をひねりつつ、結局「困った時のGPTさん頼り」でGPTさんに英訳をお願いすることにしました。
情報保護的に全文をまるっとGPTさんに読み込ませるのはなんとなく不安があり、センテンスで部分的に英訳してもらい、厚労省の「労働条件通知書」と共通する項目はその英文を使用しながら、なんとか英訳が完成。
4.5種類の契約書や誓約書を翻訳するのにほぼ丸一日かかってしまいましたが、外注すれば費用もだいぶ掛かるものなので、GPTさん様様です。
今回は英語だったので、(時間はかかったものの)まださほどハードルは高くありませんでしたが、今後採用するのが英語圏の方ばかりとは限りません。GPTさんが様々な国の言語を翻訳してくれるのが、大変ありがたいです。
外国人採用にはまだまだ初心者マークのわが社ですが、GPTさんの助けを借りながら、一歩ずつ「外国人も働きやすい会社」を実現していきたいと思います。