見出し画像

結局、妻の片付けモチベーションは何だったのか?

GWに家の断捨離を決行することを密かに心に決め、最大の難関である妻の納得を得て妻の大量の衣類を処分するための作戦を練ってきていざ本番の日を迎えた。

まずはオリエン。日頃から仕事ではHOWから始めるのではなく、まずはWHYを十分に考えることが重要と言われてきた。まず断捨離の前に妻にオリエンだ。

先日noteに書いた内容をスライドにして「なぜ断捨離をするのか」「それをするとどんな素敵な生活が待っているのか」をプレゼン。

一枚目を見せた時の妻の反応を見てすぐに「あれ、もしかして間違ったか」と直感。妻はげんなりしている。それでも駆け足でプレゼンを進めるが、妻は早くどうやるかを教えてくれと言う。最初からHOWで良かったのだ。ただし最後の1ページに入れた「終わったら焼肉へ」のスライドだけは反応が良かった。

いよいよ断捨離をスタート。こんまりメソッドに従い家中の衣類を一箇所に集めて仕分けを開始。予想に反し妻は文句も言わずその通りにしてやってくれた。そこからほぼ一日中部屋に篭り一人で黙々と仕分けを進め、最終的には妻の分だけで45リットルゴミ袋3つ分の衣類を処分することに。わたしにとって満額回答。ここまでしてくれると思ってなかった。妻も「やってやったぞ」という満足げな顔をしている。

夜は約束通り家族で焼肉へ。プレゼンはすべったが、目標はクリアできた。

結局今回の妻の片付けモチベーションは何だったのか?実はもう一つ別の要素がある。わたしが25年来大切にしてきた自転車があるのだが妻からは邪魔者扱いされていた。しばらく乗っていなかったこともあり今回、他の人に譲ることにした。わたしが大切な物を家族のために売るのであれば、自分も断捨離せねばと思ったのかもしれない。

試行錯誤したが、平和に断捨離を実行できたので成功である。妻の片付けモチベーションが上がった本当の理由はよくわからないが、時間をかけて考えた作戦とプレゼンが少しは意味があったと信じよう。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?