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「NOを誰もいわない」

晴耕雨読と言うが、外出自粛の毎日が雨天のひとときのように,近頃は読書週間となる好機が続いている。

積読だった本でも読むか…と言ったところだ。

今日は、ツレに勧められて週刊金曜日を久々に読んで思ったことを、ここに書こうと思う。

ただ、その前に…週刊金曜日をご存じない方のために、説明しよう…。

どこまでも迫真の事実を,他のへっぽこメディアが報道しない事実、普通の人では知られていない事実をこの週刊誌は追究している。

そういう意味で一目置いているが、忙しいし,薄い割りに読み応えがあって、毎週送られて来ても読み切れないから,購読者にはなっていない…予算も、買い支えられる程ないし…。

それでこうしてツレの読んだ古本を時には借りて,読んでいる。

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4/10号(1276号)を開いてみた(トップの画像は当該号の表紙)。

早速の3ページ目には「NOを誰もいわない」と題して、崔善愛(チェ ソンエ)氏が風速計のコーナーに述べている記事が載っている。

一部抜粋転記すると、傑作なのは冒頭の〈(新型コロナは)いつの日かワクチンが開発され、おそろしい感染病ではなくなる日が来るだろう。しかし、国会で虚偽答弁を平気な顔でくりかえす麻生大臣や安倍首相らに効くワクチンは、ない。〉のくだり。

これには笑えて痛快だったので,わたしの今日の、何よりも効くワクチン代わりの文章だ。

そして続くのは、〈自死した元財務相職員、赤木俊夫さんの「手記」と「メモ」が公開された。〉とある(以後略)。

まだご記憶にある方も多いと思うが、佐川元理財局長が証人喚問に何回も答弁し、ウソがアリアリと感じられるような,空々しい発言が印象的だった。

にも関わらず,麻生たちは庇って穏便に決着をつけるような処分をしたっけ!

汚い,汚過ぎる!!

そうやって辞めさせ,死人にも口なしだが、辞めさせて重要参考人を口封じだ!!!

こんな風に自殺者が出たことも関係なく,【いのちより経済】である彼らのやりくちは、人が死んでも われ関せずか…。

崔氏は言う。

〈「公文書改竄」と言う違法行為に「NOを誰もいわない」、この絶望。私たちは真実を赤木さんから託された。声を挙げなければ絶望は続く。〉と。

だが、わたしは誰もが無理に,NOを言う必要はないと思っている。

何故なら,もっと民主主義の制度を熟考したら、王道である選挙で 自民党・公明党の両党に入れなければ良いだけなのだから。

有権者は黙って、冷ややかに今の政権への不満を選挙と言うかたちで、正道をぶつければ良い,ただそれだけでいい。

正々堂々と,みんなで一致団結して闘う。

こんな政権,拙速なやり方や何でも政争の具にして、利権として捉えられないことは政治に取り込まない,有権者の声を愚弄して耳を貸さない、そんな連綿と続く,自公政権に無言でNOを突き付けよう。

こんな政権からは、卒業しよう!

こちらからお断り!願い下げ!!もうまっぴらごめんだよ等などと言う手段として、投票行為をするのだ。

こんな政治の支配から、脱却しようではないか。

もう、選挙以外に名案はない。

いや,これが最高にして最善の策ではないだろうか。

これこそが正攻法だ。

これぞ、勝利への道だ。

NOをわざわざいわなくても、いい。

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選挙には/みんなが入れる/党が良い?

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