見出し画像

ジャッキー・チェンの『醒拳』をみる。

こんにちは!
まろんはっぴぃのおしゃべりnoteへようこそ♪
今日もまた飽きることなく,ジャッキーの映画鑑賞した感想を、
ここに綴ることにします💓

今日の評価は★3つかな…。
人殺しの2人と手下が繰り広げる,粘着質の追跡が、
えげつなくエグイ作品でした。
ここまで,死に至らしめるシーンが多いのは、
ジャッキー作品でも,今迄のわたしの経験では稀で、
コミカルな面も多用していましたが、シリアス面のインパクトが、
かなり強く感じる作品でした。

それに、相変わらず,
ジャッキー作品て、急展開が多く,
あれ?ここで場面が切り替わっちゃうの?!とか、
唐突に,違う場面になってしまうことが多くて、
戸惑いながらも,早い展開に追いかけるべく、
画面を見続けるという感じでした。

ストーリー的には、末世流という極悪兄弟に目をつけられてしまい、
命を狙われた六合八卦拳の使い手、チン兄弟は、
それぞれの幼い息子を連れて、別々に逃亡を図るところから、
話が始まって行きます。
そして急に、その幼い男の子たちが青年に成長し、
それぞれが、そこそこのカンフー使いではありながらも,
仕事はまともにしなくて,遊びに呆けていたり、
カンフーの修行に励むことなく,日々を過ごしていました。
ところが、不思議なことに,
チン兄弟たちは老人になりながらも,末世流の2人は、
今も1人は白髪でありながら,はつらつとして元気で、
もう1人は黒い長い髪を垂らして,どちらも若い以前のまんまです。
また,飽くなき追尾を繰り広げる末世流の2人に、
とうとうチン兄弟たちは殺戮されます。
物乞いの振りをしている、カンフー使いの一家たちまで巻き添えを食らい,
父親と娘まで、一家ごと殺されてしまい,
大袈裟かも知れないが、まるでジェノサイドのようでした。
そして、復讐の執念に燃えるロン役のジャッキーと、
いとこのヤスという役回り,何故ロン・ヤスなのか…?
別に,レーガンと中曽根康弘当時の政権を、
何か,物語っていた訳でもないでしょうから、
たまたま,ロンとヤスになったのかも知れませんが、
これまた,ナゾで首をかしげます。
それと、ヤスは知恵者で,
いろいろな仕掛け作りが得意なイケメン青年。
闘いの前には、竹藪で竹の仕掛けを作り、
みごとに敵に,100%の確率で相手をやっつけるすばらしさ!
本当にコレが、実戦だったなら,
自分たちが誤って,自分たちの作った落とし穴にハマってしまうなんて、
あり得そうで、こわいなと思いました。
とにかく,死闘のたたかいを繰り広げて、
何とか,やっとの思いで敵を倒した、
ロンとヤスでした!

先にも述べたように、残念なことに,
場面があまりにも突飛にスキップしてしまい、思わず,
え???となってしまったのですが、どうやら,
この映画は、フィルムをつなぎ合わせて制作したらしく,
Wikipediaで調べてみると、このように書かれていました。
≪『クレージーモンキー 笑拳』のNGカットの流用、撮影が中止となった作品『鬼手十八翻』のカット、『拳精』と『龍拳』の本編カットの流用、ダミー俳優による追加撮影のカットで構成されている≫。
また,≪本作についてはジャッキーは自伝において、「ローは、僕がわずかに撮影したシーンと、『クレージーモンキー 笑拳』の没フィルムや、僕のそっくりさんを使って追加撮影し、つぎはぎした作品を作って儲けようとした」「劇中で僕の容貌を称して『小さな目』『大きな鼻』『猿のような長い髪』などと、僕を侮辱する会話を録音している」(ただし、このセリフはオリジナル版笑拳にあったもの)「あまりにも粗末なので裁判沙汰にしようと思った」と憤然やる方ない怒りを率直に綴っている。≫ともあり、曰く付きの作品であったことがうかがい知れます。

それから、いとこのヤスは、
甘いマスクで、わたし好み(⋈◍>◡<◍)。✧♡
ジャッキーよりも,ヒットしなかったのは何故なのか、
とてもカッコいい男性でしたよ?!
カンフーもとても見せ場があり,この作品でも余裕で、
ジャッキーより,敵が弱かったのか、
果敢に闘い,勝った点でも優れていました。
しかし,ネットで検索しても、
彼(ワイ・ティンチー)の、活躍履歴が全く見当たらず,
直ぐに何かの事情で俳優業を辞めたのか、事故でも遭って,
引退したのか…察する以外に、すべがありませんでした。
それもとても、残念でした!


                        (おしまい・1767字)

いいなと思ったら応援しよう!

まろんはっぴのおしゃべりnote
よろしかったら、サポートをしてください。 つれあいの闘病期間は、わたしはワークを休んでおりますので、 つれあいの療養に、使わせて頂きます♥

この記事が参加している募集