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【読了】 #5 『女子大生、オナホを売る。』

『女子大生、オナホを売る。』

著:神山 理子


「女子大生 × オナホ」禁断のマーケティング術。

エロが苦手だった女子大生がオナホD2Cを立ち上げ、苦難を乗り越え成功した実話。エロ本感覚で読むものではない。

正直パケ買い。奇抜なタイトルに惹かれて書店で手に取り、少し恥ずかしさもあるなか簡単なあらすじを読んでみた。蓋を開けてみると起業家の話。実は僕も会社経営をしているのでその観点でも興味が沸いた。

起業だけでなく、副業や新規事業に関しても学べる1冊。

5章構成になっており1章の最初で今流行りのYOASOBIとの共通点などを見出しながら説明しているのがキャッチーでとてもわかりやすい。個人的には1章の最初のタイトルでYOASOBIが出てきて、最後のタイトルで韻を踏んでいるのが好きなポイント。

1-1 ~オナホとYOASOBIの共通点~
…….
1-7 ~天下のTENGAに戦わずして勝つ方法~

『女子大生、オナホを売る。』目次

こんなんクスッと笑ってしまうって、、、

どんな領域であってもコンセプトで勝つことによって制する。
そのための努力は惜しまない著者の姿に感銘を受けるとともに、自分に足りない部分だったので心がけようと決めた。

インサイトを徹底的に知りに行く、ユーザー視点を起点に考える著者の知的好奇心が溢れ出している本だ。
"徹底的"という言葉か彼女には的確で、今時の「tinder」やナンパといった性を使っているのでは?という言葉をあっけらかんと使うところも含めて、突き抜けている。
男性用のオナホを売ろうとしている本人は女性で、なおかつ下ネタでさえ嫌いというユーザーと真逆のペルソナなのがまた面白い。

最後に心に響いた著者の言葉を紹介。

-起業家は適度に休んで、また立ち上がるが吉-

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おせとん
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