インスタ投稿の見せ方:文字や色のブランドガイドラインを作ってみよう
文字入り投稿がおしゃれにできないのはなぜ?
文字を入れることによって、フォロワーに読み飛ばされない投稿になるという話は、以前に説明させていただきました。
今のインスタのアルゴリズムで重視されているのは「保存」。写真だけだとフォロワーに読み飛ばされてしまう可能性が高く、マガジン形式でしっかり読ませる内容だと「保存」につながりやすくなります。
しかし、文字入りにすると、「素敵な写真であってもおしゃれに見えなくなる!」というお悩みを伺うこともあります。
それは全体の統一感がないからかもしれません。
文字や色の「ブランドガイドライン」を作ってみよう
ビジュアルに関するブランドガイドラインとは、視覚的な統一感をもたせるための基準です。たとえば、使用するフォント、カラー、文字の大きさなどを定めます。
インスタのフィードに統一感が生まれる
統一感ができることで、フォロワーにもブランドのイメージや意図を正しく伝えられる
などのメリットがあります。
こちらが、私たちが作っているガイドラインの見本です。
ブランドカラーパレットを作る
ご自身が運営されているアカウントの色は決まっていますか?
ブランドカラーパレットは、背景色や文字色に使う色を定めるために作ります。
私たちがこれまでにお手伝いさせていただいたケースでも、企業やブランド公式アカウントであっても、ブランドロゴカラーは決まっていてもインスタに使用するカラーは決めていないということが、多くありました。
色はビジュアルの印象の基本となる部分。ここが定まっているとイメージに統一感が生まれます。
おすすめは、5色~10色くらいのカラーパレットを作ること。
・背景に使える淡いカラー
・文字色に使える濃いカラー
・上記とグラデーションになって、デザインに深みをプラスできるカラー
などを入れます。
お砂糖ひとさじは、10色のパレットをいつも作っています。
ブランドフォントを定める
フォントもカラーと同じく、「特に決めていない」というブランドさんが多いのですが、実は文字の印象がデザインを大きく左右します。
フォントも決めておくことで、ブランドのイメージがぶれなくなるので、ぜひ選んでみてください。
私たちは文字入り投稿の制作にCanvaを使っていますが、Canvaにはたくさんのフォントがあるので、そこから下記の3つを選んでみるのをおすすめしています。
・英字のフォント
・日本語見出しフォント
・日本語本文フォント
この3種類をうまく使い分けることで、マガジン(雑誌)らしいデザインを作ることが可能になると思っています。
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