私の心に寄り添うもの。
こんにちは。
今回は簡単に私の幼少期のできごとや、私に寄り添ってくれた大切なものの話をしようと思います。
少し長いですがお付き合い下さると幸いです♡
幼少期のできごと
私は小さい頃から大人になるまでのほとんどを、ほぼ毎日しんどい気持ちで過ごしてきました。
もちろん楽しいことや、嬉しいこと、幸せだなと感じることもたくさんありましたが。
私が3歳の頃、弟が先天性の病気をもって産まれてきました。
それで母は弟につきっきりになり、病院に寝泊まりするようになったため、母とは離れ離れになりました。
父が仕事の間は親戚の叔父や叔母、祖父母が私の面倒を見てくれていましたが、母のいない私の心はぽっかり穴が空き、ひとりぼっちでした。
その上物心ついた時には父は心を患っていて、父の機嫌を損ねないように気をつけて生活する日々でした。
父の心は患ったままでしたが、母が帰ってくる中3の冬まで私の暗黒の時代は続きました。
表に出せないきもち
母達には、特に寂しいとかなかったよと言っていました。
というか寂しいと感じる余裕がなかったという方が正しいかもしれません。
それに、寂しかったなんて言えないし言いたくないのです。
30を過ぎた今でもそれは変わりません。
別に弟を責めようなんて思いません。
仕方のないことだし、それが運命だったのだから。
心の穴を埋めてくれたもの
心の穴を埋めてくれたのは、お絵かきだったり、ビーズや編み物などの手芸でした。
手先は器用な方だったのもあり、もくもくと作業をするのは得意でした。
なので、余計なことを考えずにただ無心に作業ができるお絵かきや手芸は私にピッタリだったのです。
作業を休憩した時や終わった後は、また現実に戻り余計なことを考えなければならないわけですが、無心に作業をした後というのは達成感と気持ち良さから心が前向きになるのです。
もうこうなるとやめられなくなるわけです。
振り返ってみると
振り返ってみると、子供時代の私にとって、絵や手芸は現実を忘れさせてくれて、心を安定させてくれる、魔法のような存在であったと思います。
不安定なキモチにいつも寄り添うように、色鉛筆、フェルトと糸と針、キラキラのビーズなどがいつも側で出番を待ってくれていました。
そして私のためにそれを準備してくれていた親に感謝したいです。
今ならわかりますが、昔は気づかなかったので。
さいごに
人は何かに無心に夢中になるとほんの少しだけでも幸せになれるんです。
私はそれを身をもって感じています。
共感して下さる方がいたら嬉しいです。
私にとって昔を振り返るのは苦しい作業なのですが、心と頭の整理にもなるので、できる時にまた書こうと思います。
ここまでお読みくださりありがとうございました♡
お砂糖ひとつ。