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osaosamumumu
2023年9月17日 17:46
跳ねる、のではなく、前に倒れていく。右足を地に着き、身体を前に倒し、倒れきらないように左足を地に着き、身体を前に倒し、また右足を地に着く。その繰り返し。その動作を支えるために、腕を振る。倒れながらも、俯かないように。胸を張り、直上から脳天を糸で引かれているイメージを持つ。走る、というほど美しくない気がする。でも、この動作を形容するのであれば、それは「走る」だろう。決して速くない。息は
2023年9月4日 22:30
「昨日ね、なかなか眠れなくて。最近ご飯もあんまり食べられなくてさ、帰ったらすぐぐったりしちゃうんだよね。」「そっかそっか。最近忙しいもんね。チョコなら食べれる?あげよっか?」当たり前のように、そう話を聞いてくれた人。それを、当たり前だと思っていたこと。当たり前のように、自分は人の話をそう受け止められないこと。洗い物をし、洗濯物を畳み、メモ書きを残し、私を起こさないようにそっと働きに出る