総評の順番?美しき日本語と,日本語のこまやかさ
今、イベントの式次第を作りながら、
主催の趣旨を汲み取っている。
で、問題が出てきた。
「総評のあとに、感想をいただきたい」
とのこと。
わたしは違和感満載。
元秘書の血が騒ぐ。
細かいところなんだけど、こういうところをミスると「あー、この程度ね」と
仕えている代表の評価にも関わるから、結構大事。
そして、
こういうところに気づくのって、
なぜか権力者が多い。成り上がりではなく、きちんとした人だったり、代々続く家系の人だったり、影響力のある人だったり。
秘書になりたてのころ、
会長が秘書室に怒鳴り込んできた。
「おい!なんていってメールしたんだ!?見せろー!」
と怒鳴られた。
「あの書き方はね…ちょっとないわ。わたしのこと馬鹿にしてるの?」と
取引先に言われたらしい。
そして,揚げ足を取られて、価格交渉されたと。そこから発展して、会社の利益の1/3が飛ぶかもしれないという事態になっていた。
「送ったのはお前だな!」
「はい!」
「なんて送った!?みせろ!」
「はい!」
と、
きちんと見せて、
どういう意味合いでそれを送り、
どんな背景があったか事実をきちんと会長に説明した。
「あい、わかった。なら大丈夫だ。交渉できる」
と
意気揚々と会長室に戻って行った。
わたしの中では、日本語の素晴らしさと共に
恐ろしさも感じた出来事だったのだ。
そこから、
言葉というものの扱いに慎重になるようになった。
今回主催の意向としては
総評のあとに、感想
である。
でも、
総評の意味を取り違えてる可能性もあるので、
「まとめの挨拶」のあとに
「来てくださった方の感想」が欲しい
ということなのだろう。
総評
講評
総括
まとめの言葉
祝辞
中締め
どれも、締めにもってくるには合う言葉だけど、全部意味が若干異なる。
が、
きちんと説明できるほど、
わたしも把握してなくて
「違和感!」のみ。
日本語って難しいけど、おもしろい。
ちゃんと調べてみよう。
とはいえ、
総評って、
その会全部のまとめの批評なんだから、
そのあとに感想が来たら、おかしいんだけどなぁ。
「変ですよ?」って伝えたほうが親切だよなぁ…
こまった!🤣