日本株(日経平均株価) vs 米国株(S&P500)
オサムです!
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僕はじっちゃま(広瀬隆雄さん)の影響もあり、今となっては大の米国株好きです。
ただ日本人にとっては日本株のほうが身近なので日本株か米国株かで悩んでる人も多いのではないでしょうか?
また米国株をやってる人の中でも、FRBによる利上げストップにより値上がりしているものの、ドル円下落の怖さもあってこのまま持ち続けていいのか気になっている人も多いのではないかと思います。
ネットには色んな意見が溢れています。経済成長してるんだから米国株の方がいい!とか、情報が入りやすいから日本株の方がいい!とか。
ただ大事なのはやっぱり数値ですよね。とデータドリブンの企業戦士は思うわけです。様々な意見がある中で過去の数値だけは真実なわけで。
ということで、日本の代表的指数である日経平均株価と、米国株の代表的指数であるS&P500をグラフで比較してみました!
伸び率で比較できるようにするため開始値は「1」に揃え、そこからどれくらい伸びているのかがわかるようにしました。
なお過去データが揃っていたのは1957年からからなのでまずはそこから現在までで比較しました。
1957年からで円で比較するとS&P500が負けています。
ただこれにはカラクリがあります。まず東京証券取引所が開始したのが1949年。それからしばらくは戦後で景気がボロボロだったため全企業がスタートアップみたいな感じでした。
一方でアメリカのニューヨーク証券取引所の開始は1792年。日本ほど戦争の影響を受けておらず、またすでに市場が熟成していたのです。
そこで比較する期間を変えてみました。
50年前の1974年〜2023年で出したのが以下のグラフです。
図3では9.8倍となっていますが、日本人の資産として考えるなら円で見るのが自然なのでS&P500を円へ換算した図4が比較するのに最も適していると思います。
これを見ると日本はバブル(1986年〜1991年)から株価が停滞しているのがよくわかりますね。よく「失われた●●年」と言われますが今後も更新し続けていくし、ゆくゆくは死語となることでしょう。
なお国の経済力と最も相関があると言われているのが人口ですが日本は2008年で頭打ちとなり下がり続けています。
ここまでのことから、米国が伸びているといっていいと考えます。またEPSで見ても米国はバブルなどではなく強い経済に裏打ちされたものであることもうかがえます。アメリカの人口は色んな形で増え続けているので、これからもNo.1であり続けるでしょう。
以上です。
次回は日経平均をドルで見ると分かりやすいのでそれを書こうかなと思ってます。
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