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今週も社員さんに伝えたいメッセージ(CW08)
月曜日の朝は、社員さんにリーダーからの感謝と賞賛を降らす日
私はリーダーとして、社員の皆さんに『主体性を持って働いてもらいたい』と常に思っています。そのためには、社員さんの働きをできるだけ肯定し、前向きな気持ちで仕事に取り組んでもらうことが大切です。その「肯定」の形として、私は毎週、感謝と賞賛のメッセージを発信しています。
今週も、実際に社員さんへ送ったメッセージの背景と、それに込めた思いを共有させていただきます。
① 長期間病欠するスタッフへの励ましとチームへのお願い
社員の一人が体調を崩し、約1か月間の病欠となることが分かりました。私は、この事実を隠さず、正直にチームに共有し、彼女の仕事をチームでカバーしてほしいとお願いしました。会社の状況をしっかり説明し、納得した上で協力してもらうことが重要だと考えています。
また、病欠する彼女に向けて『苦しい時こそ楽しいことを忘れずに』というメッセージを送りました。誰しも、時には苦しい状況に陥ることがありますが、そんな時こそ「楽しいこと」に目を向けることで、気持ちが少しでも軽くなるかもしれません。
このメッセージを通じて、彼女に少しでも前向きな気持ちを持ってもらいたい。そして、社員の皆さんにも、自分自身や周囲の人の気持ちを支える大切さを感じてもらいたいという思いを込めました。
②皆さんの日々の頑張りに感謝
私たちの会社は、お客様に価値を提供するために、日々の仕事を積み重ねています。そして、社員一人ひとりがその中で成長を実感しながら働いてほしいと考えています。
今週も、頑張る社員の皆さんに向けて、感謝と賞賛のメッセージを送りました。ここで大切にしているのは、
直近の出来事に対して感謝すること
具体的な行動を見ていることを伝えること
その行動がチームの成果にどうつながるのかを示すこと
例えば、総務&経理チームのメンバーには、新たな職務への挑戦に対する感謝を、CSRチームには在庫管理や物流費削減への工夫を、営業チームには会社のプレゼンス向上のための出張活動への努力を称えました。
「リーダーは、社員の頑張りをちゃんと見ているんだ」と感じてもらうことが、主体性を育てる第一歩だと思っています。
③ お客様からのフィードバックは社員の誇りになる
今週は、『より正確な仕事がお客様の信頼を築く』というテーマでメッセージを送りました。
先週、当社のエンジニアが重要顧客と面談し、
「私たちは、顧客との関係が非常に深い」
という評価を受けました。これは、日々の仕事の積み重ねが生み出した信頼の証です。
私は、このフィードバックを通じて、社員の皆さんの努力が確実に成果につながっていることを実感してほしいと思いました。そして、
「お客様からの高い評価は、皆さん一人ひとりのサポートが期待以上だったからこそ」
と伝えることで、社員の皆さんにさらなる自信を持ってもらい、お客様に対するサービスをさらに向上させるモチベーションにしてもらいたいと考えました。
当社にはいわゆる内勤の方が、営業の人の倍以上います。彼らにはお客様の本当の声は伝わりにくいものです。外でお客様と接する私たちが、積極的に良いフィードバックも悪いものも、社員さんと共有するようにしたいと常々考えています。
まとめ
毎週のメッセージは、社員との大切なコミュニケーションツールです。社員が前向きに、主体的に仕事に取り組めるよう、これからも工夫を続けていきます。
次週は、社員さんの頑張りの紹介、私たちの直近の活動や成果、さらに将来の展望についてメッセージを発信する予定です。
短く、分かりやすく、気持ちが伝わるメッセージを毎週届けていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!