今に集中する　　　　　　　　　　　　【ウェルビーイングな読書会６】

後悔や不安を感じる時、自分の気持は過去や未来を彷徨っている。
過去は変えられないし、未来は不確定なのに。

わたしたちが生きているのは、今なんです。

今日の課題図書は、こちら。
『幸福だけが人生か？ポジティブ心理学55の科学的省察』

幸福だけが人生か?: ポジティブ心理学55の科学的省察

ポジティブ心理学の創始者の一人であるクリストファー・ピーターソンさんが、心理学のウェッブサイトに寄稿されたものをまとめたもので、ひとつづつが短い。それぞれ、読むたびに、自分で考えを巡らすことができる。だから、とっても読みやすいんだけど、内容が深いですね。

幸せにはポジティブ感情とポジティブな経験は必要だけれど、そのポジティブ感情は、どうしたら、湧き上がってくるのか。どうしたら満足できるのか、科学的に検証されていることが書かれています。

今に集中する

今していることに集中して、そのことを満喫できると、すごくポジティブ感情が湧いてきて幸せ度がアップします。

実は、なにの制約や懸念もなく満喫することのできる快楽というのはあまりない。　出典：幸福だけが人生か？ポジティブ心理学55の科学的省察

なかなか集中できない理由

シャワーを浴びる。ということは、その数少ない快楽のひとつなのに、
多くの人は、todoリストを頭の中で再確認したりしてらしい。

シャワーは気持ちいい。
気持ちいいから、気持ちがふわふわして、別のことを考えがちになるのはすごくよくわかります。
他のことを考えて、シャンプーしたのか、コンディショナーをつけたのか、今すべき順番が全然わからないこともあったり。苦笑。

まさしく、全然集中していない......

ただ単に、楽しく心地いいと思う行為を、思う存分に満喫することでポジティブ感情が湧いて、幸せ度があがるというのに、なぜなんだろう。

単純作業だから？
毎日変わらずにする作業だから？

どっちも当たっている気がします。

身近なところにある幸せ

よい生き方というのはまったくもって局所的なもので、そのいくらかはシャワールームの中にも存在する。出典：幸福だけが人生か？ポジティブ心理学55の科学的省察

毎日の生活の中で、

単純作業でも
毎日変わらずにする作業でも、

集中することで満喫できることがある。っていうことなんですね。

今ブログ書きながら、ハーブティを飲んでいます。
これも、ブログの手を止めて、カップを両手で掴んで、ゆっくりと口に運び、ブログのことは考えずに、飲むことを満喫できたら、満足度が高まるんですね。
そう考えると、満喫できることは思っている以上に身の回りにありそうです。

早速試してみようかな。

今日のnoteはここまで。
今日も読んでくださって、ありがとうございます❤