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面接を辞退しちゃった話

昨年の転職活動の中で、面接を辞退した会社が1社ありました。
ハロワ(ハローワーク)から紹介された企業で書類とポートフォリオの審査は通った所です。

かいつまんで書くと

「先方の事務所が移転していたのを知らず、旧住所の方に行ってしまった。
間違いに気付いたらなんだかやる気がなくなり、電話で辞退した」


という次第です。

何故 間違えたのか。
弁解タイム…

ハロワからの資料には会社の住所と地図が大きく掲載されていましたが、それは実は旧住所のもの。備考欄に「面接場所」と(新)住所が書かれていましたが、旧住所と同じ区内なので違いに気づきませんでした。

面接前にメールのやり取りをした際に相手の文末に「面接場所はこちらになります」と住所が書いてありましたが、私は「ハロワの資料に地図も載っているし」とちゃんと確認しませんでした。

そもそもハロワ資料にもメールにも「事務所が移転した」という記載はありませんでした。

結果…

当日ハロワの地図を頼りに面接15分前に到着。しかし、ビルに入ると1階にある筈の会社が無い。
というか、1階は中庭みたいになっており事務所スペースがまったく無い!

その後10分間はビルを出たり入ったりハロワの地図を何度も見直したりウロウロ…

面接5分前になってしまい、先方に電話をしようとメールを見直して
「あれ?よく見てみると住所が違くない?」
と初めて気づく。

取り急ぎ電話をすると
「移転したんですよ、今の事務所はそこから徒歩10分位です。
遅れても大丈夫ですのでお待ちしています。」
と優しいお返事。

こちらも丁寧に電話を切りました。

そして、やる気がゼロになりました。

古い住所と地図をデカデカと載せてんじゃねえよ!移転した事はしっかり書けよ!
・大体移転っていつの話だよ。1階は見事なパティオで事務所の痕跡も無いじゃねえか。
・7月、快晴で暑い。
探し回って猛烈な勢いでビルの中必死に走りまくったから、更に暑い。
そんで炎天下に10分歩くとかもう嫌ですわ。

「大事な情報を明記しないなんてありえない。
ここは入社できたとしても、きっと連絡の行き違いで苦労する。よし、受けるのはやめよう!」
という結論を一瞬で出しました。

(まあね。もちろん、見落とした私も悪いんですけどね。)

1分前に電話を切ったばかりの先方に再度かけ直し
「大変申し訳ございませんが、今回はご縁が無かったようですので…」
とまるで面接する側かのような口調で面接辞退を申し入れるわたくし。

先方は仰天して引き留めてくださったのですが、とにかくもうやる気がゼロになっちゃったので
「スミマセン…えっと本当もう…いいですので…」
と無茶な感じで断りなんとか切りました。

その後はウェンディーズで一息ついてから帰宅。

あぁ〜
ハロワからの紹介なのに、辞退しちゃった事を担当者に何て説明しよう…
(ハロワの担当者はとても熱心で、たくさん案件を紹介してくれる上に後の進展状況もしっかりチェックしていた)

しかしその直後に、今の職場との運命の出会いがありました。
翌月の最後のハロワ認定日は現職の一次面接が通った後だったので、担当者には「ここ一本に絞りますっ!」とごまかせました。

今となっては「面接の予定を入れてくれていたのに先方の担当者には悪い事したなあ」と申し訳無くも思っています。
人事採用担当の方は募集書類の表記に気をつけましょうね、ホホホ。

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