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攻守一体 〜ホコタテはタテとヨコに〜

by 株式会社Nano

困った時は、事務所をタテる?

難儀の対象が「インフル」から「コロナ」に移りはじめた2月上旬。
なんとか完成した壁面広告の実物を見るために飛行機で札幌へ。
とりつけサイズはなんと幅14m!(甲子園のフェンス広告3〜4枚分!)
きらきら輝く雪まつり会場には、外国人観光客もたくさんいた頃。
この時のお土産が緊急事態宣言で人に渡せず自分で食べることになる。
そんなことになるとはその時は全く想像すらしていませんでした。

コロナが少し収束。今後は飲食店の出前チラシの需要が高まるから、
トビラから徒歩10秒!というキャッチコピーなら集客できる!とか
バカなことを考えながらも(意外といけたかもしれない?)
とつぜん閃いたのが、家賃出費を抑えるための「事務所購入」。

デザイン事務所自体にブランド力があれば守りになるのではと考え、
ザンネンながら購入資金が足りずに断念したものの、
インターネットで見つけた川口旧居留地の築100年レトロ物件を検討。
ンー。どうなんだろうか・・・。

のんびりした、猫のいる事務所にすればお洒落だし、
チャンスがいっぱいある気がする!
カメラ写りもいいし、写真集とかも出せるかも!
ラクダのような目をしながらぽーっとコロナ後の在り方を考える中で、
はっと気づいたのは、結局「守りと攻めは一体」であるということ。


未知よりも、既知の中にホコとタテはある!

来し方行く末に思考を巡らせると、いろんなヒントが見えてきます。
をかし、という古来より日本に存在する言葉に注目してみると、
開いた辞書には「対象を知的・批評的に観察し、鋭い感覚で対象を
くみとりとらえることによって起こる情趣」とあります。

武器となる強みをしっかり観察して抽出し、しっかり活かせる
器を備えることが大切だと再認識した今回のコロナ禍。
とりあえず言えること。Nanoはデザインと遊びゴコロが
なによりの武器であることを、もう一度全面に推していこう。
るーるる、るるる、るーるーる♪ 以上Nanoの近況でした。


<追伸>
ホコ「タテ」読みに気づいてもらえたらうれしいな。
そんな想いでがんばってます。
PCで見るのがオススメです。スマホの人は横にしてみてね!

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さっぽろ雪まつり会場の地下街に掲出したW14560 H2060の壁面広告。海外との交流がまた盛んになることを願いつつ。


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コロナ禍を受け、オンライン会議ツール上で出てきたアイデアや企画をデザインにしたコンテンツページ。
https://www.shimadzu.co.jp/aboutus/recruit/graduate/aboutus/prospective/


株式会社Nano
「緻密のスキマに遊びのココロ」をテーマにデザインワークを展開。大阪・北堀江にあるボールまみれの事務所で、紙媒体を中心に、立体物やWebページなど、デザインであれば何でも携わっています。社員もゆるりと募集してます。
https://nano-nano.co.jp/

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