新人デザイナーにも知ってほしい。デザイン事務所を15年続けてきて、改めて大切にしないといけないこと
by カレントブランディングスタジオ株式会社 北村竜司
はじめに
2021年の今年、デザイン事務所を創業して15年が経ちました。
(2019年からカレントブランディングスタジオ株式会社として法人化)
これもひとえに皆さまのご支援やご愛顧のお陰と心より感謝しております。本当にありがとうございます!
デザイナーになるとは想像もしていなかった10代
僕自身、絵を描くことは好きでしたが、デザイナーになるなんて想像もしていませんでした。公立高校の普通科を卒業して進学も就職もせず、アルバイトをしながら1人旅で東南アジアに行ったり、ワーキングホリディ(ワーホリ)で1年間、オーストラリアで生活したり…。漠然と、仕事はなんでもいいから海外で生活していきたいと思っていました。結局、ワーホリでの出会いがきっかけでデザイナーを志すことになるのですが、自分探しをしていたこの時期の経験は今の大きな土台になっていると思っています。
デザイン力よりも出会いや御縁を大切に
今はコロナもありデザイナーの就職先が少ないと聞きます。
個人的に思うことは、入りたいと思える会社があるだけで幸せで、もし希望のところに入れなくても、どんなところでも御縁があったということなので幸せを感じてデザインをしてほしい。そうすれば素直にいろんなことが吸収できるし、吸収できたら自然と次の光が見えてきて、より良いステップアップやスキルアップができると思います。
僕自身、人よりも遅く、デザイナーになることを決めました。就職活動も25歳くらいから始めました。でも節目節目のタイミングで出会うべくして出会った人や御縁のある仕事を見落とさずにいたことで、今まで続けてこられたと思っています。
そういうアンテナを伸ばすことは、デザイン力を伸ばすことと同じくらい大事なことだと思っています。デザイン力は努力で伸ばすことができますが、出会う人や御縁のある仕事は、その時にしか気付けないと思います。
これからもそんな出会いや、一つひとつの御縁をできる限り見落とさずにアンテナを伸ばしていくのと同時に、これからは今までの感謝をいろんなところでお返しできるような行動をしていきたいなと思っています。
さいごに
15周年の記念にお世話になった方々や御縁のあったお客さまなどに感謝を伝えようとDMと動画を作りました。
DMは「ありがとうの言葉を伝える」にはどうすればいいかと考えて、手紙を読むような感覚で見てもらえるように風船型のメッセージカードを一つひとつ手作りすることにしました。動画もすっごくいい感じに仕上がっていますのでぜひ見てくださいね!
DMは全ての工程を手作りにこだわりました。QRコードからは動画を見られるようになっています。
カレントブランディングスタジオ株式会社
(大阪市中央区淡路町)
「いいオモイを、つたえるオモイに。」をコンセプトにブランディング、
ロゴなどのグラフィックデザイン、社内報や広報誌、情報誌などのエディトリアルデザインを中心にお客さまと会話や対話しながら共に発展できるデザイン事務所を目指しています。
https://current-design.jp/
HPで最新の実績やケーススタディなども更新しています。
○ 大阪府商工会議所 エキスパート(専門家)
○ 兵庫県商工会連合会 専門家派遣事業 ブランディング(販路開拓)専門家
○ 養父市商工会 ブランディング(販路開拓)専門家
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