社員の好きな石種紹介シリーズ第④弾!岡山県の銘石「万成(まんなり)石」編
こんにちは!大阪石材note編集部です。
3度に渡って特集してきた「社員の好きな石種シリーズ」。
そろそろこの導入部分に書くこともなくなってきました。
なんとかこれまで培ったワードセンスを活かして頑張っていきたいと思います!
前回はこちらです
大阪石材のまとめ役 高木さんの回でご紹介した佐賀県の銘石「天山石」に関しては、ほぼ石に興味のない状態からでも感じるかっこよさや、知っていくにつれて沼にはまっていくような魅力から、大阪石材の社員問わずお客様にもすごく人気の石種となっています。
このまえ、大阪石材の社員の方々に好きな石種を聞いて回ったところ、思いのほか「天山石」を挙げた人が多かったので色々な意味で「マジか」と思ったことはここだけの話にしておきますね。
でも、今まで聞いたことのない石種や変わった石種を挙げた人もいたので、ぜひ形にできればと思います!
社員の好きな石種シリーズ第4弾
ということで、「社員の好きな石種紹介シリーズ」第4弾として取材したのは・・・
大阪石材 神戸店をまとめる入社24年目の大先輩 吉谷 章(あきら)さんです!
吉谷さんは、入社当時から本当に優しくて仏のような方だなと思ったのを覚えています。
某社員いわく、営業の責任者ということもあり昔は怖かったらしいのですが、社長を交えたなかなかにシリアスな会議で間違えてsiriを起動させて空気を凍らせるなど、おっちょこちょいな出来事もあったみたいです。
今は、神戸店の責任者であり、営業部のリーダーとしてご活躍されています。
そんな一面も含めて、魅力たっぷりな吉谷さんのプロフィールをご紹介しますね。
新卒から育てる風潮が根強い大阪石材なのですが、中途入社&旅行会社出身という異例の経歴を持つ吉谷さん。
もともとは、「お墓のデザイン」をしてみたいと思い入社されたそうです。
でも、現在は営業部のトップとしてご活躍されているので、将来何が起こるかわからないですね。
そんな吉谷さんの推し石は、岡山県で採石され“桜御影”と呼ばれる銘石「万成石(まんなりいし)」です!
皆様が想像されるお墓とはかなり変わった見た目なので、一通りご紹介いたします。
万成(まんなり)石とは?
「万成(まんなり)石」は、岡山県で採石される銘石で、淡いピンクの見た目から“桜御影”と呼ばれることもあります。
石質的にもかなり優れていて、色の濃いものは「龍王」と呼ばれているなど古くから親しまれている石種になります。
詳しくはこちらをご覧ください。
万成石は大阪石材としても馴染み深い石種です。
以前、東大阪のラグビーの聖地「花園ラグビー場」で行われた花園エキスポに出店させていただいた際に、石をハートの形に磨いていこうという企画「ラブストーンプロジェクト」において万成石を使わせていただきました。
そんな万成石なのですが、ここからは吉谷さんに語っていただきたいと思います。
吉谷さんが思う「推し石」“万成石”を好きになった経緯
石には全く興味がなく入社したばかりの頃はまったく違いがわかりませんでした。
当時は見本石を机に置いて毎日見ていましたが・・・
祖父祖母のお墓が「万成石」であることに、入社後気付き、そこから好きになりました。
弊社に入社する前、我が家のお墓の色が珍しくきれいだなとは思っていましたが、国産の石だと知り、親近感が湧いたのを覚えています。
その後、万成石の採石場に行く機会にも恵まれ、このように石が採れるのだとしり、益々好きになっていきました。
最後に一言
入社当時はインターネットも普及しておらず、自分の親、または祖父祖母世代のお客様にいろんなことを質問される、また私がお答えした回答を100%信用し頼ってくださることに、やりがいを覚えました。
手を合わす、感謝をするというのは日本の文化です。仕事を通じて、この文化を次世代に残したいと思って日々仕事に励んでいます。
まとめ
いかがでしたか?
編集部の私は、初めて万成石を見たときに「お墓ってグレー以外もいけるん!」という純度100%の感想を抱きました。
それと同時に、日本の国花である「桜」を感じさせるような色味と、日本のお墓独特の風格を持ち合わせていて、日本のみならず海外ですごく人気が出そうな石種だなとも思います。
第1回でご紹介した「伊達冠(だてかんむり)」のように、お墓のイメージが覆るような石種も紹介していくので次回もお楽しみに!