社員の好きな石種紹介シリーズ第①弾!宮城県の銘石「伊達冠(だてかんむり)石」編
こんにちは!「大阪石材」note 編集部です。
先日から公式にnote を始めたわけなのですが、見切り発車で「とりあえずやってみよう」が煮詰まり切った結果なので、具体的にnote をどうしていくかは後々考えます。
そこで、「大阪石材」として届けるコンテンツをどうしようかと考えた結果、まずはどんな雰囲気の会社なのかを掴んでいただくためにも、大阪石材が誇る“関西随一の石種取扱数”と“社員層の厚さ”を掛け合わせて「大阪石材社員の好きな石種紹介シリーズ」をお届けしようと思います!
お墓を建てるとなると、欠かせないのが「墓石」ですよね。
しかし、お墓の石にこだわる方は、地元愛が強く生まれた土地の石を使いたいなどの意思を持たれていたり、とりあえず国産がいいなど様々な傾向があるのですが、総じてそこまで石を見られる方は少ないです。
普段ほとんど馴染みのない墓石なのですが、「この石なら自分のお墓に使いたいかも」と思えるほど個性的で魅力的な石種もいっぱいあるので、第1弾として社員紹介も兼ねてそんな石達を紹介していきます!
社員の好きな石種シリーズ第1弾
ということで、「社員の好きな石種紹介シリーズ」第1弾として取材したのは・・・
入社20年目 大阪石材が誇る渉外班長 安達 裕樹(ひろき)さんです!
「業界の異端児」と呼ばれる大阪石材で働く社員の中でも一際異彩を放っているのが安達さんで、町おこしのイベントやトークセッションなどに参加する際は、社員でも「え、ちょっと….」と着けるのをためらうことで有名な「墓イヤリング」を装着するほどの強心臓ぶりをみせます。
簡単に安達さんのプロフィールをご紹介しますね。
安達さん自身、入社以前そこまで石について知識があったわけではなく、試行錯誤を重ね修行をして20種類ほど見分けられるようになるのに3年かかったらしいです。
そんな奥深い石の世界で20年勤めている安達さんなのですが、石の判別ができるようになってきた頃、「推し石」と出会いました。
それが、宮城県で採掘される銘石「伊達冠(だてかんむり)石」です!
とはいえ、よほど石材に詳しくない限り「伊達冠(だてかんむり)石」ってなんやねん」って思われると思いますので、簡単にご紹介します。
伊達冠(だてかんむり)石とは?
「伊達冠(だてかんむり)石」は、宮城県で採掘される銘石で、そのアーティスティック見た目から墓石のみならず高級ホテルのインテリアや有名な彫刻家の作品に使われます。
詳しくはこちらをご覧ください。
伊達冠石が一般的な墓石とは違うことをわかっていただけたところで、伊達冠石が持つ魅力をご本人に語っていただきます!
安達さんが思う「推し石」“伊達冠石”の好きな所3選
1, 見た目がかっこよすぎる
伊達冠石の表面は、茶色でゴツゴツの皮があります。そこを磨くと、打って変わって黒色になります。
そのコントラストが、まずもって個性的。世界に一つだけの墓になります。
皮の部分を残すか、磨いて黒色にするかを考えるだけでワクワクします。
2,和でもなく洋でもない
伊達冠石で作るお墓は、伝統的な和墓というイメージでも、革新的な洋墓というイメージでもありません。
そこには、ただ大地の恵みがそのままドンと在ります。自然そのもの。
今まで、伊達冠石でお墓のお手伝いをさせて頂いたお客様はみなそんな印象を持って、一目惚れされて購入されました。
3,風化していく石
石選びの時、できれば質の良い石でお墓を建てたいと思うのが人情です。
ただこの伊達冠石は、一般的な観念をひっくり返します。表面の皮の部分は、山から掘り出されてから風化していっているのです。
土になっていっているのです。儚い素材、伊達冠石。風化をしていき、黒い磨き面ですら、経年変化で鉄錆色になります。
石材業界では、経年変化を起こしにくい石が良いという方もいます。それも一つですが、経年変化を楽しむのが伊達冠石です。
まさに諸行無常。西洋的価値観ではなく日本的価値観を体現した石だと思うのです。
最後に一言
私は伊達冠石が好きです。伊達冠石を選ばれる方も好きです。というのは、伊達冠石を選ばれる方は、ここだけの話、ちょっと変わった方が多いです。
個性的な人と言いましょうか。個性的な石を選ばれる個性的な方は、人のとして魅力たっぷりです。
お墓の話もしますが、今までの体験談や哲学観をお聞きしては勉強させてもらっています。伊達冠石を中心として、私とお客様のご縁が始まります。
ということで、私と伊達冠石の話をしませんか?
まとめ
いかがでしたか?
編集部の私自身、初めて伊達冠石を見たとき純粋に「めっちゃかっこいい!」って思いました。
「伊達冠(だてかんむり)石」っていう名前自体も、戦国武将「伊達政宗」を連想させて魅力的だなと思ったり、従来のお墓のイメージを180°覆すような個性に多くの人が惹きつけられるんだろうなと見るたび感じています。
次回の「社員の好きな石種シリーズ」も制作中なので、お楽しみに!