上司からのコミュニケーション③

コミュニケーションのセミナーってたくさんありますけど、それがじっさい役に立った!って実感できる人はどのくらいいるんだろうって、よく思います。
僕が通っていた日本メンタルヘルス協会でも「聴き方」「伝え方(Iメッセージ)」「問題解決」などについて学びますが、1回や2回ではなかなか…

会社のセミナーでも、「マズローの欲求5段階」や「ブレインストーミング」など、僕自身 何度もいろんな人の話を聴いてきました。
でもそれが現場で活かされたと感じたことはないし、特に「ブレインストーミング」については、メンタルの講座に出会うまで、それがどういうものなのか、本当の意味で理解はできていませんでした。

つまり、セミナーですらその内容をきちんと伝えられていないっていうことです。

仕事をしていると、今でも上司から部下に対しては権威的リーダーシップばかりが使われていると感じることが多々あります。
僕自身もまだまだですが、時々はIメッセージが使えるようになってきています。

僕が初めて「Iメッセージが使えた!!」と思えたのは仕事で元部下から初めて書類が回ってきた時です。
教えてた事が全くと言っていいほど出来てない書類。思わず、「なめとんかー!」といいかけて、「怒りは第2感情。なんで僕は怒ってるんだろう?」と考えることができました。
そこで、こう伝えました。

「僕から巣立った君が回してくる初めての書類だったから、僕はきっとすごく期待してたんだと思うんだよね。でもその期待とは違う内容だったんで、すごく残念な気持ちになったよ。そして、言ってた事が伝わってなかったのかと思って、僕の指導力に少し自信をなくしたよ。」

まぁ、いつも出来る訳ではありませんが、少しずつ少しずつ、出来るようになっている気がします。

写真の「上司の心理学」は、僕が会社の労働組合で委員長をしていた時に組合図書として購入しました。絶版になってるんですが、メンタルの同期からプレゼントしてもらったので、今も大切にしています。

僕は師と仲間に恵まれています。
これからも学び続け、実践していきたいと思います。

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