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痩せたいカラダ

ふと気付けば秋らしく肌寒い10月に突入。例年より足早に9月が過ぎ去ってしまったように思う。確か近年稀に見る超大型の台風が本州上陸!とかいって、いつの間にか熱帯低気圧に変わったようなことがあって、大きく肩透かしを食らった気がする。3連休が2回あり、私用で有給で休みを取ったり(暗い話になりそうなのでここではそのエピソードは割愛する)、特にビッグイベントもなかったから余計に早く感じたのかもな。いや、そこそこにはあったか。自分の中でもわりと大きな出来事が。

それはこの2ヶ月ほどで行った減量、即ち肉体改造。…と呼ぶにはあまりに些末なダイエットを敢行したことだ。自分的にはわりと緩くやったつもりだけど、ほとんどの昼食を鶏胸肉or鶏ササミのボイル、ゆで卵、ブロッコリーで摂取し、仕事後のクッタクタな中での筋トレ&HIITトレーニング(めっさキツい)は振り返ればそこそこにハードなものだったのかも。なんかのマッチョな大会に出るわけでもなし、格闘技を始めるわけでもなし、単にぽっこり膨らんだ眼下の腹を見て「痩せなきゃ…」という想いだけでよくもまぁここまで継続できたもんだ。正直挫けそうになってポテチ&コーラに手を出したが、昼寝の直後に襲う罪悪感が尋常じゃなかったので、所謂チートDAYじゃないけど時に自分に甘い日を作り息抜きを適度にしたことも良かったんだな。ビールやマックは禁止したけどハイボールは割と飲んでたし、ラーメンも二度ほど頂いた。この数年自身の体型にあまり関心がなくなっていたのは、やはりコロナ禍になったからだろうな。わりと仕事外で知人に会わなくなったし、仕事でも特に女性のいる職場でもなくなったから気にする必要がなかった。

あんなにズボラだった自分が明確に「痩せよう!痩せなきゃだ!!!」と決意したキッカケは何かと熟考してみる。先ず浮かぶのは【サウナ】だろう。特にここ半年くらいサウナに入っていると、やたらと周りのおっさんのぽっこり膨らんだ腹が目につく。きっとサウナで汗かいて、帰ってから沢山ビール飲んでるんやなぁと。それとは対照的に、若者なんかはやたらと筋骨隆々で身体が引き締まっている。シンプルに前者は誰が見ても『だらしない身体』という印象やし、後者は『カッコイイ身体』なのは一目瞭然である。以前はストレス解消のために自分に集中し、ただ熱と向き合っていて他人には無関心だったが、仕事に慣れて余裕が生まれたことにより周囲を見渡せるようになったから、そう感じることが増えたのかも。という事は自分の身体も他人からすれば『だらしない身体』という印象を与えているわけで、なら誰が見てもカッコイイと思わせるよう「痩せよう!」という意識にシーソーが傾いていったんだ。あ、サウナで勘違いしやすいのは、サウナ後に1〜2キロほど体重が減っていて痩せたと思い込むこと。それは体内の水分が抜けたからなので、ついアルコールを過剰に接種していまいがちだ。水分補給には要注意。

更に、より一層「痩せなきゃ!」と一気にメーターが振り切ったのは【CYNHN(スウィーニー)】のおかげだろうな。もうこのnoteにも連続で書いている愛してやまない存在のグループ。彼女たちがキッカケで変われたんだ。TIF2022の後で9月8日に新宿でリリースイベントがある事を知り、メンバーさんにお会いして2ショットを撮るならこんなゆるゆるボディで映る訳にはいかんだろと。別に顔を覚えて貰いたいというのは無いけど、先述のサウナの時と同じで対面した時に「(この人だらしない体型してるなぁ)」と思われるのは恥ずかしい。少しでも好印象を与えたい。ならば痩せなきゃ!と、8月11日のお盆休みからトレーニングを始めた次第である。先月の8日時点では3キロ落とし、現在は更に3キロ減。現時点で6キロの減量となった。ここまで結果が出るとCYNHN様々である。ずっと何らかのキッカケが無いと痩せる気にはならないだろうと考えていたし、昔12キロほど一気に痩せたのもアイドリング!!!キッカケではあるので、やはりアイドルって推してみるもんだなぁと。いや、ほんとに。日常生活に大きく関わってくるからね。

それでも一度決壊したダムのようにこの一年肥やし続けた脂肪を、こうも上手く止めるどころか量を減らせるなんて、正直自分でも驚いている。そりゃあ誰もがスリムな体型を望んでいるし、好きで太る訳もない。キツい事は出来るだけやりたくないし、楽していたい。シンプルにその人の『怠惰』が体型に現れているだけ。僕がやったことは、ほんの少しそれを取り除く作業を地道にやっていただけ。ここでその一部を、これからダイエットしたいんだよな〜という方のため…ではないな。完全に自分がリバウンドしないために書き残しておくとしよう。

一つ目は食事面。運動することは勿論大事だが、今回の減量で1番何が重要だったか?と問われると絶対に食事であろう。食事の量を制限したり、タンパク質の高い食事を摂ったことで大きく変化した。これはまでは特に夕食時にお腹いっぱいになるまで食べていたが、
白米の量を半分にして余力を残しておく(腹八分目)、野菜、納豆、豆腐を多くメニューに入れる、昼は毎回レンチンした鶏ムネ肉(味付けを変える)、ゆで卵、ブロッコリーで糖質カット高タンパクにする、マック禁止(食べすぎてしまう)、やよい軒禁止(白米の必ずおかわりしてしまう)、唐揚げ禁止、お菓子禁止などを心掛けた。それと完全にビールや発泡酒を飲まない、基本焼酎ハイボールを飲みアルコール量を減らしたのも大きい。ここは1番の課題だったが、ビールは喉ごしが欲しかっただけなのでノンアルビールで代用できたし、焼酎ハイボールはプリン体糖質カロリーが抑えてあるのでオススメ。急に完全禁酒と決めてしまうとストレスが掛かってしまうので(実際4日しか禁酒できなかったし)。要はずっと飲み食いしてた何かを別のヘルシーなものに置き換えただけ。

二つ目は運動面。普段の仕事では然程カロリーを消費しないので、帰宅後や休日になるべく筋トレやエクササイズを行った。いつもやってるのは腹筋6分、胸筋3分、ボクシング5分のメニュー。時間にすると短いが、一通りこなすとかなりキツいし(特にボクシングのHIITトレーニング)、これを食事制限と併せてほぼ毎日続けることで身体にも変化出てくる。重要なのはキツすぎない程度の負荷をやり続けること。常に毎回1時間やるんだ!と決めてしまうと翌日に筋肉痛も残って仕事に影響が出るし、しんどくなってやらない日が多くなってしまう。15分程度ならそこそこに無理なく出来る。それに部活動みたく誰にやらされるでもなく、自分でメニューを選べるから。YouTubeで検索して、これだったら続けられそうかなぁ〜くらいのものを選び、目の前と全く同じことをやる。一人で無音の中やるよりも遥かに効率が良い。ジムに行くよりお金も時間もかからない。

とりあえず減量できたキッカケと中身はそんなところか。これまで散々に大きく痩せてもリバウンドを繰り返してきたが、今回はあまりそんなこともない感じがする。というのもそろそろアラフォーと呼ばれる年齢であり、健康診断の数値を良くするためにも酒量を減らし、身体の衰えを感じさせないためにスマートな身体作りをすることは必須だった。だからここからまた2ヶ月前のように戻ってしまうのは今後の人生においてもリスクが高い。もうこれまでのように無茶な生活はできない。高齢者と呼ばれる頃に病気になってからでは遅い。健康な今のうちにケアをしておかねば。と、最近は頑なに思う。

そして昨日は久々すぎる朝マックへ赴き、このnoteの執筆を始めた。今月の目標はクリアしたし、ここからの食事制限は食べすぎには注意して程々にやっていこうかと。それよりも近所の朝マックといえばちょうど11ヶ月前、朝に会社を電撃退職してイソイソと退職届けを書いた場所である。嫌なイメージがつかないようにCreepyNutsを聴きながら。あれからここまで、わりと早かったような。あの地獄で苦しんでた期間は1日の仕事でさえ気のが遠くなるほど長く感じたのに。今思い返してもまだハラワタ煮え返るし、あの頃があったからこそ!なんて美談にする気は毛頭ないけど、あの苦しい時間を乗り越えたからこそこうして休日を穏やかに過ごせて、きっついトレーニングにも耐えられるんだろうな。仕事のストレスもあれの方が何倍もしんどかったと思えば、多少は和らいでくる。まだクリアになってない問題も多いけど、とにかく目の前のことを全力でやるだけだ。現状は好転の最中。前を向けば向くだけ、成長している。命ある限り、やれることをやってやろう。今はただ、其れだけ。

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