あくーにゃ

阪神タイガース アトランタ・ブレーブス

あくーにゃ

阪神タイガース アトランタ・ブレーブス

最近の記事

  • 固定された記事

ようこそカミニティ

  Welcome To BravesCountry  日本時間7月15日の午前中、MLBではドラフトの1日目が行われ、我らがアトランタ・ブレーブスは1巡目(全体24番目)でCam Caminiti (Saguaro High School)を指名した。  Camは元ブレーブスの内野手、Ken Caminitiのいとこであり、Camは「Caminitiという名字を代表できることに興奮している」という喜びのコメントを出した。  Caminitiはまだ18歳の誕生日を迎え

    • 阪神のドラフト振り返り

       今回は、10月24日に行われたドラフト会議において、阪神が指名した選手について書きたい。  それでは早速指名選手一覧からどうぞ。 まとめ  個人的には良いドラフトだったと思う。巷では「独自路線」とも言われている今回の阪神のドラフトだが、指名の意図はしっかりと感じられるものだった。  まずは1巡目で、大方の予想通り金丸に入札した。もはや説明不要の今ドラフトの目玉。阪神にとっても、先発ローテ候補の若手サウスポーが少ないことと、地元兵庫出身であることから、是が非でも獲得し

      • 阪神と巨人の間にあった「失点抑止力の差」

         9月28日、巨人が広島に8-1で勝利し、4年ぶり39度目の優勝を決めた。就任1年目で優勝に導いた阿部監督の涙はとても印象的だった。  今年の巨人は、本当に強かった。その強さの根底には走塁面での意識改革や、データ班の知られざる努力など様々な要因があったように思う。だがその中でもここでは「失点抑止力」について語りたい。  ちなみに、今年3月に書いた順位予想はこちら。ぜひこちらも参照していただきたい。 ① 守備力  今年の阪神と巨人の最も大きな違いはこの「守備力」だったの

        • 2024 プロ野球 セ・リーグ順位予想

           いよいよ開幕が迫ってきたプロ野球。今回はセ・リーグ個人的な順位予想をしていきたい。  順位予想はあくまでも予想であり、どれだけデータや経験をもとに予想しても怪我や不調まで当てるのは難しい。だから正直に言うとほぼ勘だ。ちなみにプロスピの順位予想イベントも今回の記事と同じ予想にしてるのでよろしく。 予想1位 巨人 (打撃A、守備S、走塁B、投手A) 強み:若手の台頭、中継ぎ陣の補強、外野の層 弱み:勝ちパターン、内野の層の薄さ  1位には巨人を予想した。阿部新監督が就任し

        • 固定された記事

        ようこそカミニティ

          低反発バットをどう思う?

           今年も選抜高校野球が始まった。  野球好きの自分にとってはセンバツこそが春の風物詩。開幕日の今日もさっそくテレビを付けて、高校球児が躍動する姿を楽しんでいた。テレビから聞こえてくる声援、ブラスバンドの応援、選手の叫び声には胸が熱くなる。そして高校野球の代名詞でもある、あの、カキーン!という甲高い打球音…が、ない。あの金属バット特有の痛快な打球音が、今年は聞こえてこないのだ。そう、今春からの低反発バットの導入によって。  前置きはここまでにして、今回は低反発バットの是非に

          低反発バットをどう思う?

          阪神のドラフト予想

          いよいよ明日に迫ったドラフト。 阪神のドラフト上位候補を適当に予想してみようと思う。 ① 近年の上位指名選手の特徴 まず、ここ最近(5年)の阪神が上位指名の特徴を見ていきたい。なお、ここでは上位を3位までとする。 ここ5年の上位はこんな感じ。パッと見て分かる特徴としては、 という感じだろうか。 ② 1位を予想する 阪神は1巡目でその年の目玉選手に入札する傾向があることは既に触れた。さらに今年は大学生投手に入札する可能性が高いという記事も出ていた。 そう考えるとま

          阪神のドラフト予想

          NLDSを振り返る

          フィリーズ対ダイヤモンドバックスのNLCSが盛り上がっている中ではあるが、ここではタイトルの通り、ブレーブスのNLDSを振り返っていきたいと思う。 1  怪我 まずは投手陣の怪我人の多さ。特に先発陣の離脱は痛すぎた。 最も痛かったのはチャーリー・モートン。シーズン中ずっと苦しかった先発陣の台所事情。その中で39歳のモートンは中心となってローテを支えて14勝を稼いでくれた。だが最終盤で人差し指の炎症で離脱。そこまで重症ではなさそうだったがNLDSには間に合わなかった。も

          NLDSを振り返る

          NLDS 第4戦

          PHI 3-1 ATL 背水の陣で臨んだ第4戦。だが、ブレーブスのワールドシリーズ制覇という夢への道はまたしてもフィリーズに絶たれてしまった。 先発はストライダーVSスアレス。第1戦と同じ組み合わせだった。 序盤、ブレーブス打線はまたしてもスアレスを打ちあぐねる。3回までノーヒット。ボールになる変化球に手を出して打ち取られる。前回と同じ相手に、同じ打ち取られ方をした。とにかくこのディビジョンシリーズ、ブレーブス打線はスイングが硬く、ボールの見極めも悪かったと思う。

          NLDS 第3戦

          PHI 10-2 ATL 第3戦、ブレーブスは完膚なきまでに打ちのめされた。これで1勝2敗。NLCS進出へ王手をかけられてしまった。 ブレーブスの先発はエルダー。フィリーズの先発はノラ。ノラの先発がずっと前から発表されていたのに対し、エルダーの先発が発表されたのは日本時間の昨晩だった。試合は日本時間の今朝なのに。これは本来3枚目の先発であって欲しいモートンの怪我離脱によりローテ再編を余儀なくされたからだ。 ブレーブスのロースター的にエルダー、AJスミスショーバー、中

          NLDS 第2戦

          ATL 5-4 PHI 第2戦はもう負けられないブレーブスが激しい試合を制して劇的な勝利を収めた。 ブレーブスはフリード、フィリーズはウィーラーと両チームのエースが先発。 フリードは初回、1アウトから2番ターナーにセンター前に運ばれる。やや右中間寄りなのを見てターナーは快足を飛ばし2塁へ。 いきなりチャンスを迎えたフィリーズは、3番ボームが初球をセンターに運びあっさり先制に成功。初戦を取った勢いそのままの、電光石火の先制劇だった。さらに2アウトからリアルミュート

          NLDS 第1戦

          第1戦、ブレーブスは痛恨の完封負けを喫した。 序盤、打線がフィリーズ先発のスアレスを打ちあぐねた。ブレーブス打線は変化球を巧みに使われ3回までノーヒットに抑えられてしまう。 4回表、ツーアウトランナー1塁(1塁ランナーはハーパー)、しかも2ストライクという局面で、ブレーブス先発のストライダーは牽制を暴投してしまう。ハーパーは盗塁がないとは言いきれないが、2アウト2ストライク、しかもバッターはワイルドカードゲームで満塁ホームランを放つなど絶好調のストット。なぜそこまで牽制

          藤浪晋太郎、BALへ。

          7月20日の朝、Twitterを開くと衝撃のニュースが飛び込んできた。「藤浪、オリオールズにトレード」。ボルチモア・オリオールズ(BAL)はア・リーグ東地区に所属していて、7月20日の時点で、開幕から驚異的なペースで突っ走っていたレイズを追い越し首位に浮上した。 「トレード」と聞くと日本ではネガティブな印象があるが、MLBではそんなことはない。地区首位争いをしているチームに、藤浪晋太郎は必要とされたのだ。シーズン前の評判、シーズン序盤の成績を考えるとこれは快挙と言っていいだ

          藤浪晋太郎、BALへ。

          中野拓夢、セカンド転向。

          2022年はnote全然書けなかった(というか飽きてた)ので、2023年こそは定期的に阪神タイガースの話題を書いていきたいです。ドラフトのnoteもボロボロやったし。文章の都合上敬称は略させていただきます。ではよろしく。 最初のテーマは今シーズンからの中野拓夢のセカンド転向について。 「阪神タイガースの2022年のセカンドは誰だった?」と聞かれて即座に答えられる人はいるだろうか。多分いないと思う。それは1年を通して固定することができなかったから。開幕直後は糸原健斗がセ

          中野拓夢、セカンド転向。

          ドラフト2022 捕手編

           ドラフトの注目選手について書いていきたいと思います。分かりやすくするためにポジションごとに3人程度紹介していくつもりです。今回は捕手編。飽き性の自分のことなので次回があるかは誰にも分からないですけどね。  野口泰司(名城大)   まず今年の捕手で個人的に最も攻守のバランスが優れていると思うのが名城大学の野口選手です。  打撃面ではアダム・ウォーカー選手(現巨人)のような独特の構えから激しい打球を放つパワーヒッターで、今春のリーグ戦では2本塁打。また打率3割を超え確実性も

          ドラフト2022 捕手編