現実は1つ 考え方は3つ
今、目の前で起こっている現実は1つだけど、その物事の捉え方によってマインドが変わり、行動までも変わってきます。
昔、ヨーロッパのある街にひとりの旅人が訪れました。
その街で大きな教会を造っているレンガ積み職人に声をかけました。
「あなたは 何をしているのですか?」
レンガ積み職人は
「生きていくためにレンガを積んでいるのですよ。手もこんなにボロボロですよ。」と言い手を見せました。
別のレンガ積み職人に声をかけました。
「あなたは 何をしているのですか?」
レンガ積み職人は
「壁をつくる仕事をしているのです。家族を養うことができるので大事な仕事ですよ。」と笑顔を見せました。
さらに、別のレンガ積み職人に声をかけました。
「あなたは 何をしているのですか?」
レンガ積み職人は
「大聖堂を造っているのです。完成したら多くの人が喜んでくれて、お祈りをするのです。そんな大聖堂を造っているのは誇りですよ。」と希望に満ち溢れた顔で答えました。
『仕事』が『働く』に変わる
3人ともレンガを積むことを仕事にしています。
僕は『仕事』=「事に仕える」で目の前にあるものを ただ処理するイメージ、『働く』=「傍(ハタ:かたわら)を楽(ラク)にする(たのしくする)」ことで まわりに影響を与えていくのだと思っています。
みんな最初は『仕事』からスタートです。それから徐々に『働く』へと変わってきます。
変化のステップ
ステップ① 「ライスワーク」
一番最初はココ! ご飯を食べるために行動するモチベーション → 最初のレンガ積み職人
パワーレベル…80%
ステップ② 「ライクワーク」
自分が中心だけど、まわりにも幸せなどを与えていけるモチベーション → 2番目の職人
パワーレベル…100%
ステップ③ 「ライフワーク」
まわりの喜ぶ顔が見たくて、自分は何をすべきなのかを理解しているモチベーション → 3人目の職人
パワーレベル…160%
※ 同じコトをやっても、それぞれの段階で生産性が大きく変わる
3人のレンガ積み職人の話で大切なのはここから!
実はこの3人のレンガ積み職人の話には続きがあります。
質問をした旅人が数年経って同じ街に戻ってきたときのことです。大聖堂は完成しており、多くの人が出入りしています。その状況をベンチに座って眺めている老人に声をかけました。
「あなたは何をしているのですか?」
「私は レンガを積んで大聖堂を造ったのです。最初はイヤイヤ仕方がなくやっていたのですが、おかげで結婚して家族を養うこともでき、今ではこんなに多くの人が集う場所を造ったんだなと誇りに思います。」と笑みを浮かべました。「ひとりの職人が『俺たちが造っている大聖堂は みんなを笑顔にするために建てている』と毎日言っていて それを聞くたびにだんだんそんな気持ちになってきた。」と続けました。
現実は1つ 考え方は3つ
経営者やリーダーが理想を語り続けると、その想いがまわりに伝播していきます。
全員でコミュニケーションを取り、情報を共有することでビションが明確になり強いチームが生まれます。今、行っていることは作業ではなく、未来をつくる第一歩であることを意識して取り組みましょう。
考えを深めるワークショップを開催します!
『売上アップ』にフォーカスした大好評のワークショップ
ご参加いただいたみなさんで交流を持っていただき『売上アップ』について深堀します。
小人数制で、即実行に落とし込める内容となっております。
【開催日時】 10月15日(火) 10:00~12:00 開場 9:30~
【場 所】 船橋商工会議所 501号室
【参加費】 1,000円(税込) 当日 受付にてお支払い願います。
【申込締切】 9月30日
【主 催】 face -Brand&Communication-
ご興味がある方は、ぜひとも現地に足を運んでいただけたら嬉しく思います。
経営サポートチームface
我々のチームではサロンの経営サポートを中心に様々な経営サポートを行なっています。「集客が苦しい」「リピート率が改善しない」「物販の売上が上がらない」「今後のビジョンが湧かない」など、サロン経営の悩みごとございましたら、まずは無料相談をご利用ください。
詳しくはこちら→ https://facechiba.com/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?