ビジネスにおける成長のステップ
スイミングスクールの例から学ぶ
こんにちは! 小室です。
みなさんは、新しいことを始めるとき、どのような過程を経て成長していきますか?
スイミングスクールに通った子どもの例から、ビジネスにおける成長のプロセスを考えてみたいと思います。
泳げない訳ではないけど、変に見える
子どもが小学生の頃、スイミングスクールに通っていました。
泳げない訳ではありませんが、我流で泳いでいて、よくあるヘンテコなフォーム。
クロールをしている時、手はただ左右を交互に回して、バタ足は膝から曲がった状態で水しぶきだけが激しく、パワーが前進に伝わっていない。
なので、進むスピードは遅いし、無駄な体力ばかり使っている状態でした。
タイムを速くしたい!
そんな思いを抱いた子どもは、スイミングスクールに入ることを決意。
泳ぎ方を基礎から学び、1、2か月程でフォームが変わりました。
その後、進級を重ね、全国にある同じスイミングスクールの同学年の部で7位までに入る実力がつきました。
今の時代、SNSなどで速く泳ぐための情報は無料でたくさん得ることができます。
しかし、情報だけ知っても、客観的に自分の泳ぎにどの様に対応させれば良いのか客観的に理解することは簡単ではありません。
その手助けになったのがスイミングスクールです。最後には選手コースになり、週に3回 泳いでいました。
成長の段階を確認する
5つの段階があると考えています。
子どもの場合、まず「泳げていると思っていた」ものの、実際のフォームが正しくないことに気づきました(「知らない」から「知る」へ)。
動画で自分の泳ぎを見て、それを理解することで(「分かる」)、スイミングスクールに通うことを決めました(「やってみる」)。
そして、先生の指導のもと、徐々に泳ぎの技術を磨いていきました(「やり続ける」)。
ビジネスでは…
同様に、ビジネスにおいても、まず自分の現状を客観的に把握することが大切です。
「思っている以上に上手く行っていない」かもしれません。そこから、情報収集を行い(「知る」)、自分の事業に落とし込んで理解を深め(「分かる」)、具体的な行動を起こす(「やってみる」)。そして、方向性を修正しながら、継続的に取り組んでいく(「やり続ける」)。
この5つのステップ - 「知らない」「知る」「分かる」「やってみる」「やり続ける」 - は、どんな分野においても共通するものです。
つまり、自分の状況を客観的に捉え、知識を深め、理解を深めることから始まり、行動を起こし、それを粘り強く続けることが、着実な成長につながるのです。
ビジネスにおいても、同様のアプローチを意識することで、目標達成への近道が見えてくるはずです。一人で抱え込まず、仲間と共有しながら、前に進んでいくことが重要です。
仲間は大切 ひとりは 弱い
子どももスイミングスクールに入り、先生たちに褒められ、時には叱咤され、体格に合わせたフォームを教えられ、タイムが縮まる実感を得たからこそ続けられたと思います。
みなさんも仲間や伴走者がいると、早く目標達成ができます。
それぞれ目指すゴールは違うし、スピードも違う。 それを共有して行動し続ける環境をつくることが成功への近道です。
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