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2023年の遠征を振り返る 石垣島編

3月下旬。遠征初めは八重山諸島がここ最近の恒例となっています。南琉球は中琉球と比べて直翅の発生が早く、この時期から色々見られます。特に樹上性のツユムシは成虫になってしまうと採集が困難になるので、幼虫のうちに探すのが理想です。丁度ヤエヤマヒメボタルのシーズンでもあるので、ホタル観賞という楽しみもあります。何より沖縄はスギがないのが素晴らしい。普段は生物多様性を大切にしたいと考えていますが、この時期だけはスギを焼き払ってしまいたいと思います。それはさておき、今回の遠征は、

「ヤエヤマヒメボタルの写真を撮って、ヒノマルコロギスも採っちゃおう」の旅

です。

3/18

11時前に石垣島に到着し、レンタカーを借りて早速虫探し…ではなく、昼食を食べに市街へ。

人気店の「来夏世」です。石垣島に滞在するときは必ずここに来ると決めています。美味しいのはもちろん、八重山そばとジューシーのセットが750円とかなりお安い。空港から直行したのですんなり入れました。

さて、腹ごしらえも済んだので、いよいよ生き物に会いに行きます。最初は体を慣らすために歩きやすいところから観察を始めます。

イシガキモリバッタ

早速イシガキモリバッタがお目見え。モリバッタは周年発生ですが、成虫を狙って見つけるのは難しいので、幸先の良いスタートです。

クロカタゾウムシ

続いてクロカタゾウムシが見つかりました。最も硬い昆虫と言われています。この硬い外骨格をつくるために共生細菌が関係しているというのが面白いです。この遠征から新しい撮影方法を試していて、期待した画が撮れて満足です。

夕方に一度切り上げて、宿泊するホテルにチェックインして夜に備えます。ヤエヤマヒメボタルのポイントに行ってみると、気温が低く風もあり、今夜は期待できないと判断。石垣島に滞在するのはこの日だけなので、まだポイント開拓ができていない西表島に賭けることになります。当たりは付けていますが、どうなることやら…。

いよいよ直翅の観察をするため、北部にある山に向かいます。到着し、広めの場所に車を停めて林縁を眺めていくと、コバネコロギスが最初に目に飛び込んできました。周年発生していて個体数も多いので、南西諸島のどこに行っても見つかります。ログインボーナス的な虫です。

コバネコロギス

期待以上の写真が撮れて、カメラの液晶画面を見ながらひとりで興奮していました。一眼じゃないとこんな感じには撮れないとばかり。コンデジでも色々やってみるものですね。

林道を登っていくと、クワズイモの葉の上でヤエヤマアオガエルが佇んでいました。

ヤエヤマアオガエル

何か考え事をしているのか、何も考えていないのか分かりませんが、まったり過ごしているように見えて羨ましく思います。これになりたい。

視線を移すと、初めて見る直翅に遭遇しました。

ヤエヤマヒメツユムシ

八重山には10回以上来ていますが、ヤエヤマヒメツユムシは樹冠付近に生息しているようで、今まで一度もお目にかかれませんでした。林縁には樹上の高いところにいる生き物がこうして降りてきていることがあります。

まだ見ぬヒノマルコロギスも降りてきていないかと期待しながら、樹上の方にも目を配りつつ探しますが、見つかるのは全部コバネコロギスでした。

一晩しかない石垣島の夜をヒノマルコロギスだけに使うわけにもいかないので、コガタコオロギがいる西部の草地に向かいます。数年前にマメクロコオロギがいないか確認しに来たポイントで、結果的に空振りだったものの、当時初見だったコガタコオロギを発見した場所です。

コガタコオロギ

外見はツヅレサセコオロギとよく似ています。生態写真を何枚か撮ると、白バック撮影用に1ペアを確保し、ホテルに戻りました。今回の遠征は西表島に入ってからが本番です。

この続きは「西表島編」をご覧ください。



さて、時は流れ、11月になります。南西諸島といえど、この時期は特筆すべき直翅はいません(クロギリスも発生末期)。しかし、行かなかったら自然の生き物に触れない期間が長くなるので、オフシーズンを短くする目的で秋にも遠征を入れます。今回は石垣島オンリーです。秋の西表島に行くとき、マルバネクワガタも見れたら良いなと思いながら山に入るのですが、色々観察しながらゆっくり進む人が、クワガタだけを目的に我先にとズンズン分け入って争奪戦を繰り広げる猛者たちに敵うはずもなく、まだ一度も拝めていませんでした。採った人に見せてもらってもつまらないし、自然にいるところを自分で見つけたい性分なので、それなら採集が禁止されている石垣島の方がチャンスがあるのではないかと考えたわけです。あとは、まだ石垣島でリュウキュウサワマツムシのポイントを見つけられていなかったので、一度石垣島としっかり向き合おうと思っていました。というわけで、

「石垣島ならライバルいないからマルバネクワガタの写真撮れるじゃん」の旅

スタートです。

11/3

今回はいつもより一本早い飛行機を取ったので、午前中の早いうちから動けます。早速、レンタカーを借りて北部の山へ。日中ならチャイロマルバネクワガタに出会えるかもしれません。林道をゆっくり登っていくと、赤茶色の物体が見えました。

チャイロマルバネクワガタ

いきなり本丸登場です。小さくて可愛らしいですね。この林道は一般の観光客も利用するので、轢かれてしまわないように端の方にご移動願いました。

登山口近くに車を停めて山に入る準備をしていると、ヤエヤマフキバッタがいました。

ヤエヤマフキバッタ

石垣島にはクガニフキバッタとこのヤエヤマフキバッタが生息していて、ヤエヤマの方が珍しい印象です。今まで夏にたまに見るくらいでしたが、この時期までいるんですね。新しい発見です。

天気が良かったので、景色でも撮ろうかと山頂に行くと、大量のスズメバチが!襲ってくる様子はありませんでしたが、どうも近くに巣があるようで、ブンブン飛び回っています。写真を撮る気にもなれず、そそくさと退散しました。

市街に向かい、来夏世で昼食を済ませた後はバンナ公園で時間をつぶします。

コイナゴ

駐車場にコイナゴがいました。国内のイナゴ属の中では一番小さいです。

ナナホシキンカメムシ

ナナホシキンカメムシが葉の上を歩いていました。いつ見ても美しいですね。死んでしまうと青く変色するのだとか。

さて、広い公園を歩き回っているうちに、ホテルのチェックイン時間になったので夜に向けて準備をします。夕食をどうしようかと調べていると、16時から営業しているお店が市街にあるそう。時間の関係でコンビニで済ませてしまうことも多いので大変ありがたい。

お邪魔したのは「うりずん料理 てるてる」。ゴーヤチャンプルー定食をいただきました。居酒屋が多かったりするので、夜でも定食メニューがあるのは本当に嬉しいです。味も満足でした。また行きたいです。

さて、いよいよ夜の部です。ポイントに着いたときはまだ少し明るかったので、周囲を見つつ暗くなるのを待ちます。次第に夜行性の生き物たちの気配が強くなってきました。山に足を踏み入れると、何かが跳ねました。

ズングリウマ終齢幼虫

ズングリウマです。産卵管が発達していますが、艶が無いので終齢幼虫と思われます。今までこの時期にズングリウマを見たことがありませんでした。メインの発生時期は梅雨明け頃から夏の間なのですが、どうも晩秋から冬にかけて少数発生するようです。

そのまま山を登っていくと、大して太くもない木に大きな黒い物体がいるのが見えました。あれはどうみてもヤエヤママルバネクワガタです。向こうもヘッドライトの明かりを感知したようで、隙間に入っていってしまいました。残念ながら逃げられましたが、少なくともいることは分かったので、他の個体を探しつつ、また出てくるのを待つことにします。

ところが、いくら先に進んで付いてそうな木を探しても、クワガタらしき影もクロギリスも見つかりません。少し時間が経っていたので、見落としが無いか周囲に目を配りつつ、先ほどの場所まで引き返すことに。仮に出てきていたとしても、また同じ展開になりそうだなと考えながら戻ると、まだその姿はありません。もう一回登っても良いのですが、今度は下りる方向へ。すると、目と鼻の先にある倒木に、先ほどのよりも大きな個体がいるではないですか!

ヤエヤママルバネクワガタ

ついにその姿を写真に撮ることができました。間近で見るととても大きく感じます。これは中歯と呼ばれるやつでしょうか。後で分かったことですが、この周囲にだけ複数個体が集中して見つかりました。大径木の幹や洞というイメージとは違ったので、これは予想外です。初日から両方のマルバネクワガタを拝めたのはラッキーでした。どうしてこの運が直翅に発揮されないのでしょうか?

近くではログインボーナスのコバネコロギスが羽化中。

コバネコロギスの羽化

小さくて可愛らしい翅がよく見えます。

初日の目的は割と早く果たしてしまったので、山を下りて、次はマングローブ林に行くことにしました。実はまだ石垣島でヒルギササキリモドキを見たことがなかったのです。ヤエヤマヒルギとオヒルギの葉の裏を丁寧に探していきます。すると、見上げた少し上のところに、終齢幼虫が見つかりました。

ヒルギササキリモドキ終齢幼虫

翅芽が膨らんでいて、羽化が近いことが伺えます。別の葉にメスの終齢幼虫もいたので、ペアで採集して累代飼育を試みます。これで初日は終了です。

11/4

翌日。この日は海岸林に行って、オチバカネタタキの生態写真を撮ります。海岸沿いの堆積した落ち葉に暮らしている一属一種のカネタタキです。周年で見られるので、この時期まで撮影を後回しにしていました。ポイントに着くと、微かな鳴き声が聞こえてきます。落ち葉をかき分け、飛び出してくるたくさんの個体の中から成虫を見つけ出し、逃げないようにそっと撮ります。

オチバカネタタキ

落ち着いた色合いで、織物のような模様が美しいですね。カネタタキには鱗片といって、鱗状の構造物が体表にあります。これが剥がれてくると茶褐色の表皮が見えて、また違った印象になります。

海岸での用事を済ませたら、休憩がてら昼食を取ることにしました。車エビのそばがあるとのことなので、そこに行ってみます。

訪れたのは「嘉とそば」。海が見えて、潮風が心地良いお店です。11月とはいえ、沖縄は日陰に入るだけで暑さを凌げるのが良いですね。メニューの海老そばは味噌仕立てで、麺はラーメンに近い感じ。海老出汁の味噌ラーメンと言った方が伝わるかもしれません。美味しかったです。

その後は夜の下見として、目星を付けていた辺りに向かいます。目的はリュウキュウサワマツムシのポイント開拓。とても美しい鳴き声で知られ、渓流沿いに生息します。石垣島は急峻な山が多いので、丁度良い感じの渓流がなかなか見つかりませんでした。ようやくアクセスしやすそうな場所を見つけ、そこまでのルートや川の様子を確認しに来たわけです。夜にいきなり行くのは危険なので、必ず明るい時間に下見をします。

アオバセセリ

鳥の糞でしょうか?アオバセセリが吸いにやってきました。

しばらく渓流を上流に向かって歩いて、登山アプリのログが取れたので、一度ホテルに戻って夜の計画を立てます。もともとはマルバネクワガタを探すつもりで向かう場所を決めていたのですが、昨夜のうちに見つけてしまったこともあり、予定変更です。もう一度同じポイントに行って、ヤエヤマクロギリスとヒノマルコロギスの幼虫を探すことにしました。リュウキュウサワマツムシは夜になって少し経ってからの方がよく活動するので、後で行きます。

ポイントに着き山を登り始めると、昨日と同じところにヤエヤママルバネクワガタがいるのが見えました。ほとんど移動せずに過ごしているようなので、そこで繁殖をしているのでしょう。

先に進むと、アシジマカネタタキの仲間が見つかりました。このグループは見た目がそっくりで判別が難しく、南西諸島には複数種いるとみられ、かなり厄介です。しかも見つかった個体はほぼ判別が不可能なメスでした。きっとどこかにオスがいるはずなので、そっちを探すことにします。

しばらく森を彷徨っているうちに、ようやく鱗片が剥がれていない綺麗なオスを見つけました。じっくり観察して、どうも今まで八重山で見てきたどのアシジマカネタタキ属とも違うと思いました。西表島にもよく似たものがいますが、翅が全く見えません。一方、こちらは前胸の側面からわずかに翅が覗いています。本土にも生息するアシジマカネタタキに近いですが、脚の模様が微妙に違うような…。この子は一体誰なんでしょうか?

アシジマカネタタキの一種

秋の八重山では大型のカマドウマが2種見られます。そのうちのひとつがこのヤエヤママダラウマです。マダラカマドウマではありません。マ・ダ・ラ・ウ・マです。分類としてはマダラカマドウマ属に入るのですが、この種の和名は「カマド」が抜けています。

ヤエヤママダラウマ

キマダラマツムシもあちらこちらで見かけます。翅の色には個体差があり、斑紋が黄色の個体は少ない印象があります。

キマダラツユムシ(マダラコオロギ)

写真の個体は色味が薄いですね。こういうタイプの方が割と普通です。

さて、ヤエヤマクロギリスもヒノマルコロギスも一向に見つかる気配が無いので、そろそろリュウキュウサワマツムシのポイントに場所を移すとしましょう。

渓流に近づくと、澄んだ美しい鳴き声が響いています。どうやら予想は当たっていたみたいです。

ヤシ科の葉にクガニフキバッタを見つけました。夏に成虫が発生しますが、3月下旬に見たこともあり、結構長生きのようです。

クガニフキバッタ

渓流沿いに上って行くと、シダの葉上で鳴くリュウキュウサワマツムシがいました。これは良い生態写真が撮れるチャンスです。そっと近寄り、2~3枚撮ってモニターで確認します…

やりました!

やんばるで撮影したときは触角が両方とも欠損していましたが、今回は綺麗な個体です。初めてリュウキュウサワマツムシを見たときからずっと撮りたいと思っていた姿をようやく収められました。

リュウキュウサワマツムシ

その後は生態を知るためにしばらく観察を続け、2夜目を終えました。

11/5

3日目は、今まで行ったことのなかった島の最北端を目指します。市街は島の南端に位置しているので、離島といえどそれなりの距離です。

平久保崎

1時間ほどかけてやってきました。マメクロコオロギでもいないかなと耳を澄ましますが、鳴き声はしません。結果的に無駄足になっても、いないと分かるだけで重要な情報です。帰りに伊原間にある食堂に寄ろうとしましたが、13時を回ってもなお、外で待っているお客さんが大勢いました。北部はお店が少ないので、人が集中するのでしょう。この日が実質最終日のため、あまりゆっくりもしていられません。少し南下した桃里に食堂を見つけたので、そこに入ることにします。

立ち寄ったのは「ヤスとカマーの店」。店内の壁を見ると、「電動バイクで巡りながら充電させてもらうテレ東の某番組」がこちらに来ていたようです。今回はソーキそばを注文。ソーキが別皿で提供されたのは初めてでした。こういうスタイルも良いですね。

何とか昼食にありつけたので、次は於茂登林道を歩いてみることにします。於茂登岳周辺は特別保護地区があるので、採集する場合は注意が必要です。境界付近は避けた方が良いでしょう。

キマエコノハ

クワズイモの葉の上にキマエコノハがいました。乾燥して丸まりだした落ち葉を見事に再現しています。実際の翅は平面なので、まさに自然のトリックアートです。

その後はこれといった成果もなく、夕食のために市街に戻ります。

石垣港にある「茶屋レストラン ガーラ」へ。過去に読んだブログで紹介されていたので訪れてみました。ラフテー定食をオーダー。そばも付いてきてちょっと得した気分。

外に出ると、もうすぐ日没を迎えそうだったので夕日でも見ようかと名蔵湾へ。今日は快晴だから綺麗に見えると期待していたら、丁度沈む方角に雲が……残念。左手には名蔵アンパル越しに前勢岳が見えます。

名蔵アンパルと前勢岳

前勢岳の麓では大規模ゴルフ場リゾート計画に揺れています。自然は石垣島の大切な財産であり、重要な観光資源です。ビュースポット然り、多くの観光客は美しい自然を目当てに来島します。貴重な財産を削って未来永劫失い、かつその下流に位置する湿地にまで悪影響を及ぼしかねないゴルフ場は、対価として適当なものなのでしょうか?今後の動向を注視したいと思います。

さて、夜のポイントにやって来ると、カネタタキが出迎えてくれました。

カネタタキ

南西諸島では周年発生ですが、密度はそれほど高くなく、姿を見ることは少ないです。

お次は秋に発生するヒメクダマキモドキです。海岸沿いに多いダイトウクダマキモドキとは棲み分けている印象ですが、ダイトウクダマキモドキは夏に多いので、そんなに判断に迷うことはないのかもしれないと、最近思っています。

ヒメクダマキモドキ

山の方はこれといったものが見られなかったので、今度は平地の草原を探してみます。

オガサワラクビキリギス

オガサワラクビキリギスが見つかりました。クビキリギスとも混生し紛らわしいですが、翅が長く先端が尖っているのが識別点です。

途中でマングローブ林に立ち寄ると、オガサワラヤモリの子どもがいました。ヤモリの中ではかなり愛くるしい顔です。外来種で、日本ではメスだけで繁殖をしています。

オガサワラヤモリ

目的地の乾燥した草原に着くと、ヒロバネカンタンの合唱が聞こえました。周年発生している直翅は草原の方に多く生息しています。

ヒロバネカンタン

カンタンと比べると確かに前翅の幅が広いのですが、単体で見ると違いが分かりにくいです。

リュウキュウツユムシ

こちらも本土のツユムシとよく似たリュウキュウツユムシ。翅の先端が尖っているのと、発音器の色が違います。分布が重なるのは奄美大島だけなので、あまり判断には迷いません。

スジイリコカマキリ

沖縄県に生息するスジイリコカマキリ。鎌(前脚)の内側の棘が並ぶ部分に、黒い筋模様があることからその名がつきました。特徴が見えるように撮ったので拡大してみてください。県内にはこの他にヤサガタコカマキリがいますが、かなり珍しく、まだお目にかかったことがありません。

そうこうしている間に夜もだいぶ更けてきましたが、今回の遠征の目的のひとつであったイソカネタタキの生態写真がまだ撮れていません。最後に海岸林に寄ります。

イソカネタタキ

比較的綺麗な成虫が見つかりました。翅は小さいですが、これがまたとても良い声で鳴くのです。日本のカネタタキの中では1、2位を争います。

無事に目的を果たし、石垣島遠征は終了です。大体やりたかったことはできたかなと思います。クロギリス?知らない子ですねぇ…

2024年こそは、やり残した宿題を終わらせたいところです。

fin

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