『星月夜の子牛、カフェにて』 6 Soy 2022年3月13日 03:48 無数に千切れた円い窓が放つ光の回折夜のはしごを地下まで降りた思想犯を照す縮んでいく椅子の明度と花から抜ける色の彩度それらすべてが死んだ詩人へと捧げられる供物…灯された青い炎に燃えておちる星月夜明暗を分かつ墓地にひとり舞う白の子牛…瞳を閉じてただ眺めた耳を切ってなおも聴こえた唄口をつぐむ人をなじるだけの失われた寓話思い出していた ダウンロード copy #詩 #詩人 #想い出 #星月夜 #素面 6 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート