#36:世界市場で、脱炭素のシステム転換が進む🌍
この記事でお伝えしたいこと、わかること
・脱炭素とは?
・なぜ今、脱炭素なのか
・僕たちが脱するべきは、脱〇〇〇
東京大学理事でグローバル・コモンズ・センター ダイレクターを務める石井菜穂子さんが、
令和3年6月22日に財務総合政策研究所で講演された際の資料
「Global Commons Stewardshipで日本と世界を駆動する」
https://www.mof.go.jp/pri/research/seminar/fy2021/lm20210408.pdf
から気になった内容をご紹介しつつ、
僕自身の考えも書かせていただければと思います。
今回は「世界市場で、脱炭素のシステム転換が進む
10年後には、70%の炭素排出分野で脱炭素化が主流に」という項目からです。
脱炭素とは?
冒頭の資料の21ページのタイトルが、
世界市場で、脱炭素のシステム転換が進む
10年後には、70%の炭素排出分野で脱炭素化が主流に
となっています。
皆さま、脱炭素ってご存知でしょうか?
ア、ハイハイ、あの香ばしい匂いのする蕎麦のお茶ね!!
って、韃靼そば茶じゃねえよ!!👋
ルチンで血液サラサラでもねえよ的な!?
ということで、まずは脱炭素から調べてみました。
参考にしたのは、
緑のgoo「脱炭素とは」の記事からになります。
https://www.goo.ne.jp/green/business/word/issue/S00312.html#:~:text=%E5%9C%B0%E7%90%83%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%9B%A0,%E3%81%8C%E8%84%B1%E7%82%AD%E7%B4%A0%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%81%A0%E3%80%82
「脱炭素」とは
読み:だつたんそ
英名:Post Carbon
地球温暖化の原因となるCO2などの温室効果ガスの排出を防ぐために、石油や石炭などの化石燃料から脱却すること。太陽光やバイオマスなどの再生可能エネルギーの利用を進めるなど、社会全体を低炭素化する努力を続けた結果としてもたらされる持続可能な世の中が脱炭素社会だ。
とのことでした。
カーボンニュートラルやネットゼロという言葉の意味とも似ていますが、特徴としては、「脱」炭素ということで、
CO2などの温室効果ガスの排出を防ぐために、炭素をたくさん出す燃料や現在の社会構造・経済システムから「脱却する」という意味合いが強いですかね。
英名だと、Post Carbon(ポスト・カーボン)ですから、炭素に代わるもの、「~後」「~の次」という意味合いもあると思われます。
なぜ今、脱炭素なのか
なぜ今、脱炭素なのかを一言で言うと、
刻一刻と進んでいるとされる地球温暖化を食い止めるため。
となります。
それが、近年、脱炭素が叫ばれている理由です。
次に、じゃあ脱炭素を進めるためにどうしたらいいんだい?←江戸っ子風
ということですが、
カーボンニュートラルという観点から言えば、
温室効果ガスの8割以上を占めるエネルギー分野の取組が特に重要
といわれています。
参考文献:
経済産業省の「2050年カーボンニュートラルの実現 に向けた需要側の取組」資料
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shoene_shinene/sho_energy/pdf/030_01_00.pdf
ということは、
脱炭素=エネルギー改革
とも言えますよね。
そもそも、
僕たちが生きていくためには、
エネルギーが必要です。
エネルギーを生み出すために、
例えば、電気のエネルギーを作る場合、
石炭などの化石燃料を燃やして、発電したりしています。
この「燃やす」という点がポイントで、
燃やすことで熱などのエネルギーを得られるのですが、
代わりに「炭素」が排出されてしまうんですね。
脱炭素するためには、
「燃やす」→「炭素」が排出される
というこれまでの図式以外でエネルギーを生み出す方法を模索する必要があります。これは人類にとって大きな転換だと思います。
そこで注目されているのが、
再生可能エネルギー等だったりするのだと思います。
「燃やす」と言えば、
2021年末にNHK紅白歌合戦にも出場された藤井風さんが、
「燃えよ」という歌を歌っていましたね。
しょげた顔をひっさげて
石ころを蹴っ飛ばして
太陽が泣いてるよ
ほら見上げてみて
ほんとは君の中で
くすぶる熱い光
太陽に叫ぼうよ
ほら見上げてみて
燃えよ
あの空に燃えよ
明日なんか来ると思わずに燃えよ
クールなフリ もうええよ
強がりも もうええよ
汗かいてもええよ
恥かいてもええよ
簡単じゃないかもね
でも難しくはない
迷いながら探すの
それはみんな同じ
燃えよ
あの空に燃えよ
明日なんか来ると思わずに燃えよ
出典:藤井風「燃えよ」歌詞より一部抜粋
作詞: 藤井風
作曲: 藤井風
この歌も脱炭素の観点からいうと、
「燃えて」しまうと二酸化炭素が出るので、
大変困るのではないでしょうか!!
んなわきゃない👋
藤井風さん、いつも素晴らしい楽曲、ライブをありがとうございます。
「帰ろう」も素晴らしい曲ですよね。
これからも応援しています!
失礼いたしました、、
これは物質的な意味ではなく精神的に「燃えよ」ということでした。
そういえば、鬼滅の刃の煉獄さんも、
「心を燃やせ」と言ってましたね🔥!!
煉獄さんは炎柱なので、実際「燃えて」もいるのですが・・・
話を戻しまして、
エネルギー分野で温室効果ガスの8割を占めることから考えますと、脱炭素の取り組みを進めていくためには、
今後わたしたちがエネルギーに対してどのような認識を持ち、行動していくのかが問われます。
それは、エネルギー維新の時代に入ったとも言えます。
わたしたちは、
果たして二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスを減らすだけでいいのでしょうか?
エネルギーに対してどのような認識を持つのか
エネルギーというのは、
わたしたちが太陽や地球から与えられている「資源」であり、恵みです。
それは人間が際限なく好き放題使っていいものではなく、
地球環境との調和を図りながら、他の生物とも地球の仲間という視点で、共に生きるという認識がなければ、これから地球に生まれ来る未来の子どもたちに、持続可能な地球の未来を残せないのではないでしょうか。
これまで人間同士でも、化石燃料などのエネルギーをめぐって奪い合いの歴史を繰り返してきました。
それは、お互いに自分たちさえよければいいという、
利己主義が背景にあったことが原因です。
「脱」するべきは
脱炭素の取り組みが功を奏したとしても、
利己主義、つまりエゴの想い(悪想念)がある限り、
今度は脱炭素したエネルギー(再生可能エネルギーなど)を巡る奪い合いが起こることも想定されます。
今既に脱炭素や再生可能エネルギーへの取り組みをめぐって、
世界レベルの枠組みの会議などでも、
互いの足の引っ張り合いや、駆け引きなどが起きているようにも感じます。
僕の考えでは、
わたしたちが、いの一番に「脱」するべきは、
エゴの想い(悪想念)からの脱却だと考えています。
The first thing we should "get off" is,
Breaking away from ego feelings (evil thoughts)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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note
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