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未来とは創るもの(ある社長の話を聴いて)

ときにご高齢の社長がものすごく柔軟で驚かされることがあります。今回もまさにそうでした。

東芝退職後、家電販売会社を起こして約50年という、御年71歳の社長のお話はインパクトがありました。

少し古い事例ですが、各家電エレクトロニクスメーカーが新しいTVを発表した時の話が印象的でした。その話を聴いて学んだことを簡単にまとめました。

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1、未来の兆しに敏感になる

ソニーがトリニトロン、パナソニックがプラズマ、シャープが液晶TVを発売するという噂を聞きつける。事前に調査し、液晶TVが圧倒的に売れることを確信。画面が一番明るくて軽かったから。

2、予兆を捉えたら大きく早く動く

液晶TVだけ大量に仕入れ、そして売り切った。量販店が動く前だった。

3、変化しないものこそ日頃から大切にしておく

・日頃の顧客との信頼関係
・日頃から自分、従業員の人間性を高めておくこと
それらがあるからこそ変化への対応が活きた。

さらに今後は、お客様との長年の信頼関係を活かし、家電に囚われない生活全般をサポートする事業にシフトしていくとのことでした。Amazon等圧倒的脅威の存在。それに対する自社の強みは何か、活かせる機会はどこか等々を考え抜いた末の答えでした。

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生き残る会社の社長というのは、変化の兆しをいち早く捉え、機会を見つけ、大きく舵を切り続けている。

未来とはどこからかやってくるのを待つものではなく、自らの手で創るものなのだと感じました。

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