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パラクライマーたちの語り場

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障害のあるアスリートたちによるスポーツクライミング=“パラクライミング”。彼らパラクライマーたちが、その魅力について語り合います!
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2022年3月の記事一覧

“白杖の金メダリスト”と“車いすの銀メダリスト”「コンペはお遊びじゃない!」

障害者クライミング=【パラクライミング】世界選手権で銅メダル獲得の、車いすの大内秀之選手。そして世界選手権の金メダリスト、視覚障害者の小林幸一郎選手が対談。2人にとって、3月に開催される日本選手権とはどんな存在なのか?ガチなアスリートとしての顔が見えてきました。 ▼登れるやつが最強、以上 大内:日本選手権はガチンコ勝負なので、お遊びではないと思っている。勝つか勝かないかによって大きく未来が変わってしまうもの。この競技の発展とかを考えると、共感を生む仕掛けをして、たくさんの

【白杖の金メダリスト】と【車いすの銀メダリスト】 パラクライミングの可能性を語る

2022年1月に開催された、“車いすクライマー”によるコンペ「キャンパラバトル」。主催したのは、世界選手権の銅メダリスト、車いすの大内秀之さん。そしてゲストとして、子どもたちとのデモンストレーションで登りを披露した、世界選手権の金メダリスト、視覚障害者の小林幸一郎さん。そんな2人がコンペを振り返りながら、クライミングの持つ可能性、そして目指す未来について語り合いました。 ▼感動を伝えられる、勇気を与えられるクライミング 小林:僕は第三者的な立場で呼んでもらったけど、何をす