ワイン 18
Bonjour à tous.(皆さん、おはようございます)」
フランスのとある地方の村にいる。
私は、この村で濃厚なおちんぽ汁が堪能出来ると聞いてやってきたのだ。
「さあ。ジャンピエールさん。村の紹介はどうでも良いのです。
四の五の言わず、おちんぽ汁を寄こしなさい」
苦笑いをしたピエールに連れられ、一軒の民家に辿り着く。
一見何もないごく普通の民家だが、中には地下へと続く道があった。
恐る恐る足を踏み入れる。
内部は薄暗く肌寒い。土を踏みしめる乾いた音だけが響き、
異空間に飛ばされたような非現実的な世界に気味の悪さを感じたが、
私の好奇心はそれを上回った。
高鳴る鼓動。溢れ出す汗。荒い息遣いがただ闇に響く。
「Le voici.(ここだよ)」
地下の最深部にそれはあった。
私は目の前の光景に息を呑んだ。
眼前に広がるのは、総勢20名はいるだろうか
フランス人男性が樽から顔とおちんちんを出しながら並んでいる姿だった。
「Choisissez celui qui vous plaît.(好きなのを選ぶといい)」
「Je vous remercie.(ありがとうございます)」
ジャンピエールの好意に心から感謝し、さっそく吟味することにした。
それはとても素晴らしい時間であった。
ーーー散々悩んだ挙句、
オリビエ27歳・熟成期間23日に決めた。
挨拶もそこそこに、おちんちんをギュッと絞る。
途端に絶頂に達したオリビエがおちんぽ汁を垂らす。
色は白濁、香りは地中海のイカというところか。
私はそれをグイッと一口で飲み干す。
すると鼻の中をブローニュの森よろしく爽やかな香りが突きぬけ、のどをやさしく刺激した。
「...C'est bon!(...いい!)」
自然と溢れた。
「...オリビエ...昨日オリーブ食べたね?」
恥ずかしそうに肯くオリビエ。
私はその羞恥心に満ちた彼を見て大満足した。
今度は妻も連れてこよう。
そう思った。
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