春 18
乳首を弄られながらでないと、オルガズムに達することのできない体に
なってしまった友人のN君は、先ほどまで、自身の靴下をつまませていた
洗濯バサミに右乳首をつまませ、手淫をすることで、上記難題を見事に解決してみせた。
その様子を観賞させて頂いた私であったが、いかんせん、
他人のマスターベートを観賞することが、初めてだったものだから、
ついマスターベートを半角で打ってしまうぐらいの動揺をみせてしまった次第である。
そもそも拝辞すれば良かったのだが、彼の明澄な瞳と少しずつ赤くパンパンに膨らむ亀頭を見ると、いつかいつかと桜の開花を待ちわびる新一年生の
ような、憧憬に似た感情が胸の奥から萌芽してきたのである。
彼の蕾から飛び出した胞子の軌道を目で追うと、
ふと春風が頬を撫でた気がした。
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