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なんちゃってシンシナティチリ鍋

結婚当初、トマト缶入りのカレーを作った時に夫が「オハイオに行った時に食べたシンシナティチリに似ている」と言ったので、我が家では『なんちゃってシンシナティチリ』として定着しました。
本場ではスパゲッティやホットドッグ、ポテトフライに緩めのチリソースをかけ、玉ねぎや豆、チーズのトッピングを選んで食べるようです。

スパゲッティにチリを乗せて2way、チリにもう1品トッピングして3way、2品で4way、3品全乗せで5wayだそうです。

どうしても、チリで1way、もう1品で2way…ってズレて覚えてしまいます
このイラストの文字も何回か書き直しました

ネットを見ていると、まずチーズありきで3way=チリ+チーズ、これに玉ねぎか豆を乗せて4wayとする記事が多いのですが、チリ+玉ねぎで3wayとしている記事もあったので、全パターンを描いてみました。
シンシナティチリの有名店『スカイラインチリ』のメニューを見ると前者の説明が書いてあるようです。
まぁ、トッピングだから自由に乗せれば良いですよね。

それに、私がソースの味のしみた豆が食べたいし家族全員豆を食べるので、煮込み段階から豆を投入しています。ちょっとチリコンカンの影響を受けているかもしれません。
本来ならキドニービーンズなのでしょうが、手に入りやすい大豆を使っています。
元がカレーなのでにんじんが入っていることもあり、なんちゃってシンシナティチリと呼んでいます。

冬なので土鍋仕立てです。


~なんちゃってシンシナティチリ~
合いびき肉 250g
にんじん 15cm
玉ねぎ 1個
ピーマン 1個
大豆(水煮) 70g
トマト缶(ホール) 1缶(400g)
無塩トマトジュース 1缶
カレールー 4皿分
水 300ml
ローリエ 1枚
シナモン、クミン(パウダー) 適量
チーズ(シュレッドタイプ) 好きなだけ


人参は3mmのいちょう切り、玉ねぎとピーマンは粗みじんに切る
(玉ねぎの半分はトッピング用に取り分けておく)

鍋に、にんじんからローリエまでを入れて煮る
沸いてきたら合いびき肉を入れ煮る
(アクを取り終わるまで肉を崩さなくてもいい)
野菜が柔らかくなったら火を止めてローリエを取り出しカレールーを入れる
具材に味がなじんだら再加熱してとろみが付いたらスパイスを入れて混ぜる


ベースはスパゲッティやホットドッグがメジャーみたいですが、日本人なら米を食え!です。
子どもを喜ばすためにポテトも揚げました。揚げると言ってもレンチンしたジャガイモをフォークで割ったものを揚げ焼きでカリッとこんがりしあげました。
チーズは常備している業務用のゴーダチーズを使いましたが、ゴルビージャックやチェダーのほうがより「らしく」仕上がると思います。


写真を撮る前にうっかり食べてしまったので色々と減ってしまっていますが、本当は土鍋になみなみあったんです。ポテトも山盛り作ったんですよ。

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