こんにちは、るーぷです。みなさん、じゃがいも好きですか?好きですよね!でも調理法によっては、危険な食品になってしまうかもしれません。今日はそんなお話です。
アクリルアミドとは
今回は、「アクリルアミド」という物質について取り上げます。初めて聞かれる方もいるかもしれませんが、農林水産省のWebサイト(2022年8月時点)を参考に、できるだけ分かりやすくまとめていきたいと思います。まずは、そもそもアクリルアミドとは何なのか、見ていきましょう。
つまり、アクリルアミドは化学物質で、神経障害やがんを引き起こす可能性があり、食品にも含まれているものです。アクリルアミドによる健康被害については、こちらにまとめられています。
どのように食品からアクリルアミドが生成されるのか?
では、どのように食品からアクリルアミドができるのでしょうか?
アスパラギンというアミノ酸と還元糖が120℃以上の高温で調理されると、化学反応によりアクリルアミドが生成されてしまうようです。ただし、その生成には多様な経路が存在すると考えられており、食品中でアクリルアミドができる仕組みは完全に解明されていないようです。
どのような食品にアクリルアミドは含まれているのか?
以下の引用が、アクリルアミドが含まれている代表的な食品です。その他の食品については、「食品中のアクリルアミドの含有実態調査」をご参照ください。
上記リンクの実態調査を参照してみても、やはりポテトスナックが他の食材より高濃度でアクリルアミドが含有しています。
アクリルアミドの摂取をできるだけ避けるには
神経障害や発がん性が指摘されているアクリルアミド。できれば摂取したくないですよね?以下のポイントを意識してみると、ある程度避けることができると思います。
1. 「煮る・蒸す・ゆでる」を調理の基本にする
フライドポテトやオーブンで焼いたポテトはおいしいですが、蒸したじゃがいもにディップソースをつけて食べるのもおいしいですよ!僕はアクリルアミドを意識してから、じゃがいもだけでなく、蒸し料理を増やしました!
2. コーヒーよりも緑茶や紅茶を飲む
僕は普段コーヒーは飲まないのですが、たまにほうじ茶を飲むので気を付けようと思います!
3. 焦げた料理を食べない
焦げ部分がおいしいものもありますよね。でもできるだけ焦げた部分は除いて食べると良いでしょう。
4. 外食でも揚げ物は選ばない
以前はついつい外食でとんかつを食べてしまっていましたが、とんかつに限らず、揚げ物は使用している揚げ油への懸念(油の種類と酸化具合が分からないため)から、現在は食べていません。アクリルアミドを摂取しないという観点からも、今後も積極的に食べることはないと思います。
健康になるには、「何を食べるか」よりも「何を食べないか」の方が重要だと思います。つまり、そもそも体内に毒を入れないということです。特に、じゃがいもは生活に密着した食材ですので、調理法を少し変えるだけでリスクを減らせるなら、試してみてはいかがでしょうか?