ビジネスをする上で意識すべき３つの要素

ビジネスをする上で意識すべき3つの要素は①元本②相場③ボーナスだ。

①元本とは「収益を生み出す基礎となる財産」という意味が一般的だが、ここでは自分という人物がこれまでに積み重ねてきたスキルや実績、築いてきた人脈など、ビジネス力の証拠となるものを指す。同じ提案をしても、この元本がどれだけあるかによって成功率は全く違う。自分はこれに去年11月ごろに気づき、将来の自分にとってより元本が増えるような選択を意識している。具体的にはどの事業に注力し、誰と共に時間を過ごすか、などを考え行動するようになった。

②相場とは世間での曖昧な価値に対する基準のことをさす。価値を絶対的に評価しづらい商品を扱う際に意識するべきポイントである。例えばコンサルティング料金の相場は、特定の業界におけるその人の元本の相対的な大きさによって決まる。つまり、より競争相手の少ない業界で元本を積み重ねていくことが自分のビジネスにおける価値を上げることに繋がる。

③ボーナスとは、自分がこれまで積み重ねてきた元本によってもたらされる、いわゆる「運がいい」と言われるものの正体である。当たり前のことではあるが、予期せぬタイミングでビジネスチャンスが向こうから近づいてくる可能性と元本の大きさには強い正の相関がある。築いてきた人脈の中に自分の実績を評価してくれる人がいるから、チャンスは巡ってくるのだ。知名度をあげるもよし、実績を重ねるのもよし。理想はorではなくandだ。またチャンスをものにする準備ができていれば、相乗的にさらなる元本を手にすることができる。

以上のことを考えると、自分自身の市場での価値や巡ってくるチャンスは、元を辿れば自分の積み重ねてきた元本に起因するものである。大きな成功は小さな元本の積み重ねからできており、今日の地道な努力は間違っていないというポジティブな結論を導き出すことができる。

さあ、明日も頑張ろう。