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霧を感じて雲が見れるように、雲を見て霧を感じれるようになりたい。と日々精進しています。

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  • 作品感想

  • 橙色の日誌

    日誌のような日記。 だいたい書かれているのは昨日のこと。

  • VR開発日誌

    VR作品の開発日誌てす。 投稿は気まぐれです。

  • 素敵なデザイン

    日常生活に溶け込んでいる綺麗な物や使いやすい物には製作者の意図した機能やメッセージが込められている事があります。 何気なく過ごしていると見過ごしてしまいそうなものを紐解き、"素敵なデザインとは何か?"を探していくマガジンです

最近の記事

35歳の俺が35歳問題について考えてみる

突然一日自由時間ができたらどうなるか。 まあ大体は余計なことを考えてしまうものです、良くも悪くも。 というわけで、謎の哀愁問題。35歳問題について軽く整理していこうと思う。 可能性の収縮。欠如の錯覚。結局はこれに尽きると思うんですよ。20代の頃までって可能性は今よりずっと多くて、それだけで自由を感じていた。 35歳くらいになってくると、自分の実力が将来的にも分かってきたり環境も固まってきたりで将来の可能性が収縮していく感じが肌で分かってくるんですよね。 当然可能性を収縮させ

    • かぐや様は告らせたい完結祝い。責任のエピローグ

      ついに"かぐや様は告らせたい"が完結した。 無事完結したという嬉しさと同時に、終わってしまったかという寂しさを感じずにはいられない。終わらない物語が終わってしまう瞬間というのは寂しさが付きまとうものであり、日常コメディ作品に纏わりつく宿命と言っていい。 その寂しさを紛らわすため、”かぐや様は告らせたい”への感謝と共に後半の物語について語りたいと思う。 キャラクターたちへの責任22巻の表紙裏に書かれた文章が全てであるが、読者としての解釈をするならば、キャラクターの着地である。

      • 2022年ツイートで振り返り

        今年も残り僅かとなりました。 大きな区切りというプレッシャーを感じながら師走を疾走し、無理矢理仕事を収めた感の強い年でした。 というわけで、2022年のツイートを振り返ってみてオーバーロードな頭を強制的に一区切りして今年の邪気を振り払ってしまおうと、この記事を書く事にしました。 1月--元旦の日経記事の特集は、資本主義とインフレ。 2021年はカーボンニュートラルだった。-- ⇒2023年は何が特集されるのか、やはり半導体・戦略物質ですかね。 --月末に国内株を全て売り、

        • Keychron K6 proを2か月使用した感想+バッテリー外し

          会社ノートPCのリース満了に伴い、哀しい廉価ノートPCとなってしまいました。 今まで使っていたPCとは違い、画面はFHDで縦の解像度が足りないし、キーボードは滑るしでPC単体だとまともに使えない状態というかテンションだだ下がりで参っていました。 *労働組合はこういう環境の整備についても会社側に強く訴えて欲しいわマジで・・・。 というわけで、新しいキーボードを買ってしまいました。 家で使っているCorneCherryV3も使いやすくてお気に入りなんですが、分割キーボードは職場

        35歳の俺が35歳問題について考えてみる

        • かぐや様は告らせたい完結祝い。責任のエピローグ

        • 2022年ツイートで振り返り

        • Keychron K6 proを2か月使用した感想+バッテリー外し

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          8部ジョジョリオンとは何だったのか。

          ジョジョリオンはロカカカが登場した辺りで離脱してしまったのですが、完結したという事で再開・読了しました。 良い画が多かったものの、ストーリー展開とキャラクターは難解で正直読み辛く、荒木飛呂彦に何かが起こったと推察せずにはいられません。 何が起きたのか、何を考えていたのか。ジョジョ8部ジョジョリオンを通じ考えていきたいと思います。 運命⇒呪いに至る経緯。ジョジョの呪い。運命について5部・6部で大きなテーマとして扱われていましたが 7部ではジョニィの動かない足を筆頭に呪われた

          8部ジョジョリオンとは何だったのか。

          可動棚付きPC机をDIYしました[部品リスト付]

          良い感じの机が売っていなかったので、PC机を製作することにしました。 ネットにDIY記事を載せてた製作者方々、その節はありがとうございます。 参考になる記事が豊富だったので非常に助かりました。 (工具・部品のリストは一番下にあります) 1.構想 まずは寸法と形状を決めます。 ・可動棚付きの幅180cm奥行70cmの長机。 ・可動棚を付ける柱は今流行りの2x4材。 可動棚の柱により壁と机の隙間が生まれ、PC⇔モニターのケーブル配線ルートが確保できるという構想です。 (左側が

          可動棚付きPC机をDIYしました[部品リスト付]

          高専OBが語る。呪術廻戦の設定について。

          とある話題で高専と呪術廻戦が注目されているようですが、呪術廻戦のおかげでドマイナーな高専が認知されてきているのは東京高専OBとして嬉しく思っています。 あえて高専の時の思い出と呪術廻戦を脳内リンクさせていなかったけど、上記話題がきっかけでリンクしてしまいました。色々高専の思い出がフラッシュバックして書くしかねえ状態。 ということで、卒業したのは10年くらい前ですが呪術廻戦、とくに高専の設定でグッとくるポイントを挙げていこうと思います。(自分は単行本派です) 1.寮生活全部

          高専OBが語る。呪術廻戦の設定について。

          アンリターニー パクリ騒動についてのお気持ちと愚痴。

          *2020/6/8:文末に追記しました。 【0.前置き】 皆さんこんにちは。アンリターニーに出資した一人です。 下記お気持ちは、出資した一人として残念なお気持ちと愚痴を表現するためだけのものです。返金して欲しいとか、何か要求するものではないのであしからず。 クラウドファンディングはこういうリスクがあるのは分かっている。 でも出資した分の愚痴は言わせてくれ。 アンリターニーは結構気になっていた個人開発ゲームだったので、結構頻繁にかじ氏のTwitter見ていました。 なので下記

          アンリターニー パクリ騒動についてのお気持ちと愚痴。

          UE4でPCゲーム作ろうと思います。

          本当はVRソフトの製作を進めたかったけど、今の環境だとVRゴーグルを被って検証するのが大変なので、ちょっと前から作りたかった3Dアクションゲームを作ってみようかなと。 ゲームシステムは凝らずに結構あるあるなシステムにして、好きな世界観を落とし込めたら良いなと思っています。 そういう方針ならUnityよりUE4の方が開発ツールとして適しているような気がしてUE4に入門してみました。(PCも新調したし、スペックも足りてると信じて・・・) イベント駆動やビヘイビアツリーが公式で

          UE4でPCゲーム作ろうと思います。

          デスストで起きたMGSVからの進化

          PS4ゲーム Death Stranding 面白いです。ありがとうコジプロ。ありがとう小島監督。 ストーリーは置いといて、デスストの特徴的なオープンワールドゲームはどうやって生み出されたのか、MGSVを振り返ると、MGSVの反省点が意識されてデスストが作られているというのがよく分かるので以下書いていく。(現在プレイ時間8hくらい) 登りたいのに登れない台地MGSVの地形(特にアフガニスタン)は登って台地を越えたいのに越えられない個所が多い。マップで確認すると行けそうなので

          デスストで起きたMGSVからの進化

          ジョーカー感想 唆されて作られたような映画

          ジョーカー観てきました。ネタバレ有りで感想書いていきます。 予告編の展開そのまんまだったけど、関係無しに超面白かった。ホワキンフェニックスの演技力もさることながら、とにかく画が綺麗だったからだと思う。 あと、社会派映画というより、割りとバットマン映画だった。 作為的な粗さアーサーの境遇に共感する所はあるものの、殺しの衝動に繋がる説得力や共感させる為の描写が無い。殺した後の爽快感あふれる綺麗な画で観客をスカッとさせて誤魔化しているが、後でよくよく考えてみると殺人に至る材料が

          ジョーカー感想 唆されて作られたような映画

          “かぐや様は告らせたい”のラブコメに対する発明と16巻問題

          [16巻までのネタバレを含んでいるので注意] 16巻最高でした。尊くて蒸発するかと思った。しかし思う、これマジどうやって着地させんのよ? この文章は上記の疑問を解く為のものである。 ラブコメにおける問題点というかハードルというのがある。いわゆる思春期恋愛を利用したラブコメは、主人公とヒロインは簡単に付き合ってはいけない。大人になってしまうと物語が終わってしまうからである。 ホラーで恐怖のドキドキ感を継続させたい為に、主人公はなかなか死なないのと似ていて、いかにドキドキを持続

          “かぐや様は告らせたい”のラブコメに対する発明と16巻問題

          ネットで望む自己の物語と齟齬

          インターネットで人生変わった。ブログで人生変わった。SNSで人生変わった。Twitterで人生変わった。VRChatで人生変わった。 と、テクノロジーの進化で人生は良く変わるものである。携帯で人生変わった人もいるし、ポケベルで人生変わった人もいる。固定電話で人生変わった人もいる。 ただ昨今、情報技術の進化で幸せになれるのか懐疑的に思う人が増えてきていると思う。まあ確かに、便利ではあるが幸せになっているのか即断できないのは何かしら自分自身の中で納得できていないからであろう。

          ネットで望む自己の物語と齟齬

          脳天直撃するラブコメはあと何回俺を殺すのか

          表題の通りです。素晴らしい物語は歓喜そのものであり、良薬である。 ただ良薬も摂取しすぎると毒となるのは世の理。 フォースの均衡が大切なのだパワダン・・・。 このnoteは"かぐや様は告らせたい"が脳天にブッ刺さって心を乱している自分自身を律するために書かれた文章である。 ラブコメの攻撃力ラブコメが脳天に刺さると何故想像を絶するような衝撃が疾走るのか。 俺はラブコメは"アサシンの様に突然ブッ刺すから"だと思っている。 ラブコメというものは笑いを生み、恋愛から遠ざけ、はぐらかす

          脳天直撃するラブコメはあと何回俺を殺すのか

          00年代の肯定[天気の子_感想解説_後半ネタバレ]

          【前半ネタバレ無し】 デート映画じゃないけど、個人的に超刺さった。「天気の子」、個人的に超刺さって、好きな映画になりました。 ただ「君の名は」はデート映画と言えるくらい鑑賞後のカップルの雰囲気が良くなる映画だったけど、天気の子はそこまで雰囲気は良くならないかなと思うので彼女未満の人を誘って良い雰囲気にしようと思う人は要注意。(逆にお一人様でも全然気にならない良い映画だとも言える) 俺に超刺さった理由は、00年代エロゲを遊んで生まれたあの感動が蘇ったから。鑑賞中に青春が蘇っ

          00年代の肯定[天気の子_感想解説_後半ネタバレ]

          橋を架けるために川を作る。すれ違いの共通認識。

          バ美肉について前々から思っていたことを書こうと思う。 (俺はバ美肉になったことないです。機会があったらやってみたい)  決してバ美肉について否定的な記事を書くつもりは無いのでご了承を。 書こうと思った発端はこのリンク記事達。  この二つの共通点はバ美肉に適用しているイメージが女性で、女性っぽい行動について明言しているという事。男から見た脳内の記号化された女性像を記事化して発信している。俺にはそう読み取れた。 それは悪い事では無いし、俺だって女性像が脳内で記号化されている。

          橋を架けるために川を作る。すれ違いの共通認識。