最終回直前!ドラマ「リバーサルオーケストラ」の魅力
執筆者:krrn
みなさん今期のドラマ何観てますか?
個人的には「ブラッシュアップライフ」がお気に入りですが、
(あれ見てると得を積みたくなりますね)
オーケストラ好きとしては、やっぱり見逃せないあのドラマ。
その名も「リバーサルオーケストラ」!!!
めっちゃざっくり説明すると、
地方のポンコツオーケストラ『児玉交響楽団』――通称『玉響』を立て直すために、新進気鋭のマエストロ 常葉朝陽(田中圭)と"元"天才ヴァイオリニスト 谷岡初音(門脇麦)が呼ばれて、いろんな危機を乗り越えながらオケが成長していく!
みたいなドラマです。
みんなも、この記事読んでリバオケ(と略されるらしい)気に入ってくれたら、最終回一緒に観ましょうね
キャストがすごい
主人公 谷岡初音を演じる門脇麦さんがすごい!!
天才ヴァイオリニスト・玉響のコンマス(※1)という役どころで、
演奏シーンたくさん抜かれちゃうし、
チャイコン(※2)とか弾かされちゃってるし…笑
今回の作品のために、2022年8月から練習していたそうです。
「そんな前から練習してたのか!」とも思うし、
「半年であんなに弾けるようになるの!?」とも思います。
音はさすがにプロの方の演奏を被せているようですが、
とはいっても、演奏シーンの撮影では本人がちゃんと弾いているので、
本当にたくさん練習したんだろうなあ、と尊敬の念に堪えません。
さらに、2月にはなんとコンサートに出演し、
本当にお客さんの前で演奏を披露しちゃったとか。
すごすぎる!
※1:コンマス
コンサートマスターの略称。オーケストラの奏者たちのまとめ役。指揮者の意図を音楽に反映するためのリーダー。
第1ヴァイオリンの首席奏者(客席から見ると、指揮者の左側最前列)が務める。
※2:チャイコン
チャイコフスキー作曲 ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35のこと。1878年に作曲されたヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲(コンチェルト)。ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームスのいわゆる三大ヴァイオリン協奏曲に、本作を加えて「四大ヴァイオリン協奏曲」と称されることもある。難しいソロの練習シーンが、作中にたくさん出てきます。
指揮者を演じている田中圭さんもすごい!
一番好きなシーンは、演奏後にオーケストラに向かって笑顔で拍手を送るこのシーンです。
普段厳しくて笑わない指揮者が、本番後に奏者に対してこれするのはずるい!!!
田中圭さん目当てでこのドラマを見始めた人も私の周りにちらほらいるので、オーケストラには興味なかった層の取り込みにも一役買っているのでは、と思っています。
他のキャストも魅力的!ついつい感情移入してしまいます。なんか応援したくなっちゃうフルート吹きの蒼くんや、みんなを見守るオーボエ吹きの穂刈さん、などなど・・・あなたの推しは誰ですか?
圧巻の演奏シーン
誰もがどこかで耳にしたことのある名曲が
たくさん取り上げられています!
初音にとって10年ぶりの本番となった「威風堂々」
海がバックの演奏シーンが印象的な「カルメン」
学校でのフラッシュモブで演奏していた「Mela!」
などなど・・・
毎話違う曲やってますけど、出演者の皆さんはいつのまに練習してるんですか???
サウンドトラックもクラシック
サウンドトラックも全てクラシック曲のアレンジというこだわりっぷり。
紹介しきれないほどたくさんの曲が使われています。
私のお気に入りは、なんかやばい時に流れる「展覧会の絵」。
充実の動画コンテンツ
ドラマで入りきらなかった演奏シーンがTVerで公開されていてびっくり!
これまで撮影してるなんて凄すぎる・・・
ところどころに妙なリアリティがある
私が一番ヒヤヒヤしたのは、威風堂々の合奏中に、指揮者がフルート首席奏者を捕まえて1人で吹かせるあのシーン。
オケ全体の妙な空気まで再現されていて、なんともいえない気持ちになりました。
ドラマなので、「そうはならんだろ!笑」みたいなツッコミどころもゼロではありませんが、リアルな場面が多くて面白いです。
玉響のSNS
Twitterがドラマと連動していておもしろいのでぜひフォローしてみてください!
チャイ5
メインテーマの原曲でもある、チャイコフスキー 交響曲第5番。
チャイコフスキーならではの甘美なメロディと、壮大なオーケストラ・サウンドが楽しめる屈指の人気曲です。
演奏される機会も多く、この曲に思い入れがあるオケ経験者も多いと思うので、そういう曲をドラマのメインに持ってくるのはよいですね。
こけら落としコンサートで玉響が演奏するみたいで、とっても楽しみ。
のだめでいうベト7(※3)みたいに、誰もが聞いて分かる曲になるといいですね。
私は学生時代こういう所謂有名曲とはあまりご縁がなかったので、いつかやってみたいなあという気持ちです。
※3:ベト7
ベートーヴェン作曲 交響曲第7番 イ長調 作品92のこと。1811年から1812年にかけて作曲された。テレビドラマ『のだめカンタービレ』のオープニングで第1楽章第1主題が使用されたり、劇中のオーケストラも演奏したりしていたことで、より有名になった。
期間限定のオケって青春ですよね
人と人の繋がりが見えて、演奏を通じて団が1つになっていく感じがあって、人並みの表現しかできませんが、音楽っていいなあ、が詰まっているドラマだと思います。
あと、ふつーにみんな仲が良くて楽しそう(笑)
期間限定で1つの作品作りをしている、という点で、企画オケに近い空気を感じて、なんか親近感が湧くのかもしれません。
私も早くみんなとオケしたくなった!Orchestra Fontanaの練習が楽しみです。
ここまで記事を読んでくださってありがとうございます。
今まで観てなかった人も、Hulu、TVerなどで配信されているので、ぜひ観てみてください!
今までのダイジェストはこちらからも↓
最終回は、3/15(水)22時からです!