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レシピ「青春のつくりかた」| 仕事のはなし

今何の仕事してるんですか?
そう、私は今年も世界で一番アツい"青春"をつくっています。

私、3年前から仲間をこう定義しています。「結婚式に呼びたい人」そんな人を増やしてくれる、アツいアツい青春のマネージャーをしています。

"青春"は、「結婚式に呼びたい人」を増やす。それって安っぽく聞こえるけど、私はこう思います。

有限な人生の中で、人は幸せにいきようと、いろんな選択を重ねる。その中でとびぬけて光り、人生のいかなる選択でも、自分らしく、勇気を持ってできるような原体験をつくる。それを青春と呼ぶ。そしてそんな旅路で出会い、苦楽をともにし、自分たちで立てた山を登頂すること。それはまた、人生の旨味であり、仲間の作り方なのではないかと思います。

出会った全ての人に、幸せな人生を送って欲しい。そんな思いで、TABIPPOで働いています。みんなの青春を旅でつくることで、この先の人生、大きな山が立ちはだかった時に頼れる仲間がいて、自分らしい選択ができる人であふれる。若者が旅する文化をつくることで、みんなが笑っていられたらな、と思います。

元々、バレリーナを目指していました。13年続けて、やめました。夢を本気で目指すことが素晴らしいことをあとになって知りました。表現することの美しさや、難しさを知りました。人を喜ばせるあのステージが自分の人生の全てではないことを、のちのち知りました。

先生になりたい時期がありました。子どもが好きで、人が成長するために奮闘するのが好きです。でも大学の授業を受けて、気づいたことがありました。若者のこころの教育がしたい、勉強を教えることができる大人はたくさんいるけれど、若者の人生をもっと近くで考えられる大人になりたいと。

中学、高校と勉強とバレエに缶詰の毎日で、ろくに友人と遊ぶことができなくて悲しかった時、母に質問したことがあります。"なぜ勉強するの?"と。生きるための選択肢を増やすためだと教えてくれました。振り返れば、勉強したすべては私の土台になり、人生を切り開くときの武器になりました。

父は、言いました。"勉強だけでは、生きていくことはできない。人生にほんとうに大切なことは、心にあるよ"と。今は、この心に信じて生きることを続けながら、自分らしい選択を未来に向けて積み重ねて行くことができる人を増やすことが、私の夢です。その手段が、たまたま私が原体験のある、旅というだけです。私は旅で、"あなたも喜び、私も喜び"そんな生き方に出会い、豊かで幸せな日々を積み重ねるきっかけをもらいました。

有限な世界、もの、そして人生の中で、丁寧な選択をする人を増やしたい。無限の可能性がある夢を叶えられる人をつくり続けたい。旅人も、そうでない人も。アフリカの人も、アジアの人も。幸せでいてほしい、その幸せは自分で気づくものだから、そんな心を養いたい。そして、今その夢のど真ん中にいるような気がします。

旅で世界を素敵にする、責任をひしひしと感じながら、今日も、明日も。

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