3品作って柿食えど鐘は鳴らない子規になれない。
我が家はお寺から近く、大晦日の厳かな除夜の鐘がよく聞こえる距離です。日常で鐘をつくかどうかは知らないのですが、今まで聞いた記憶はありません。
今日は正岡子規のように(おそらく)しみじみ柿を食べるので、耳全開かつ静かに過ごします。
太秋柿2個を使って3品cooking。
簡単で気負わずおいしく作れるレシピです。
◻️柿とラムレーズンのはちみつ和え
待つ系料理は楽でワクワク度が高い!
お好きな方はアイスクリームやヨーグルトをのせたらゴージャス感が出そうです。
レーズンはぬるま湯に約10分間つけて柔らかく戻し、水気を取り除いてからラム酒inしました。
◻️柿と小松菜のごまよごし
神聖な柿を汚したる!これに限っては、白ごまより黒ごまで汚した方がおいしい気がします。
柿をマッチ棒くらいに切りたかったのに、気づけばいつものダイナミックカット。小松菜が怖がって影に隠れてしまった。
◻️焼き柿
皮あり、皮なしで試してみました。
もちろん「田舎のおばさん」切り。
1個を8等分してグリルで焼きます。
熱々にバターをそっと落とすと、もう!
予想を超えてきました。
柿のパウンドケーキを作った経験はありませんが、乳製品との相性は多分悪くないです。
皮なしでも表面が乾燥し過ぎずにおいしくいただきました。太秋以外の熟した柿で作れば、さらに甘味豊かでねっとり柔らかく食べられると思います。
皮つきは表面が硬いため、後でペッペッが必要です。(剥いてから焼こう←メモ)
シャリシャリ食感の太秋でも加熱が邪魔にならず、ほの温かい舌触りが新鮮でした。
主菜……メインはいずこへ?行方不明中
無視して夢中で柿を食べました。大満足♪
結局鐘の音は聞こえず、ここで一句は浮かばず、剥いて切って和えて焼いて食べて終わりました。
ところで、こちらは俳句県。
俳句を詠んだ経験なしでも詠んでいいのです。
ここは一つ恥をしのんで、いざ!
子規先生、夏井先生のように赤ペンしてください。