おらんじぇっと

機嫌よく過ごすために、暮らしの工夫と習慣でリフレッシュしています。永遠のテーマは睡眠、食、柑橘。チャレンジ↔︎失敗のループに終わりなし。数字だけを追わない管理栄養士。

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マガジン

  • 作って食べて考える。

    食べるには体力と知力が求められるかも。

  • 3品cooking

    なんとなく1テーマで3品作ってモヤモヤします。

  • 台所の記憶

    作ったもの、食べたもの、やらかした記録です。

  • petit recette

    悩まず力まず作れる小さなレシピ集+α

最近の記事

  • 固定された記事

フジッリのくるくるを見て過去と未来を思う。

 たしかわたしが超ヤングの頃、今でいうパスタの種類でポピュラーなのはスパゲッティとマカロニの二択であった。外食はミートソース、ナポリタンが主流で、他はグラタン以外に思い出せない。    やがてイタリア料理(イタリアン)が流行って猛スピードで定着するにつれ、日本の田舎でもペンネやらラザニアやら目がくらみそうなカッコいい名前を目にするようになった。綴りは全く書けないのに偉そうにお店で注文し、買って来ては家の片手鍋で地味にゆでた。  さらにカルボナーラだ、ペペロンチーノだと

    • Tim Tamから学ぶ「可逆的とはこういうことなのか」

      前職、前々職は、分野は違えど食関連に身を置いていました。トータル16年在籍したので、食べて見て試作してまた食べて食べて食べ続けたのです。 甘味も結構な量を食い尽くしました。一生食べなくてもいいくらい。総量何百キロなのか。 辞めて半年間は働かないと決めた時に、最初に手がけたのは食生活の見直しでした。食べる量を減らす、もちろんその中には甘味も含みます。規則正しい生活時間をキープしつつ、ゆる発酵食ゆるグルテンフリーもどきを少しずつ取り入れて、毎日がかなり楽しかったのです。 その

      • 少しだけのつもりが最後まで一気に見てしまった「友近サスペンス劇場」面白すぎた。 昭和を作り込んで再現して令和に流すセンスには驚くしかない。効果音、CM、「一旦整理しましょう」「崖」懐かし過ぎた。 製作陣の熱と愛媛県の本気をぜひ。 https://youtu.be/vuP3yt_LucY?si=zx9yQcSmw11dlFiM

        • *2024.11.19(立冬)2朝

          今シーズン一番の冷え込みだとラジオは語る。 これが本来の季節感なのでしょうね。夏以来、季節の移ろいにはかなり鈍感で、暑い記憶しかなくて秋の思い出は探してもない。 今夜急用で出かけるため、夕食を作れないので朝作っておきます。 ◻️「鶏と野菜のケチャップ煮」のようなものを作りたい。 どうやって作るのだ?記憶がー!ないー! 味見をしたら、ぼんやりして何がしたかったのかわかりません。 これはおいしそうに見えず、お腹を満たすだけの料理です。有元葉子氏は正しかった。 料理の途中で

        • 固定された記事

        フジッリのくるくるを見て過去と未来を思う。

        • Tim Tamから学ぶ「可逆的とはこういうことなのか」

        • 少しだけのつもりが最後まで一気に見てしまった「友近サスペンス劇場」面白すぎた。 昭和を作り込んで再現して令和に流すセンスには驚くしかない。効果音、CM、「一旦整理しましょう」「崖」懐かし過ぎた。 製作陣の熱と愛媛県の本気をぜひ。 https://youtu.be/vuP3yt_LucY?si=zx9yQcSmw11dlFiM

        • *2024.11.19(立冬)2朝

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        記事

          こみ上げる食い意地を抑え切れない記事をご紹介します。

          食べ物(フード)系記事を偏愛していて、レシピ、アートのような画像、今日の一品、旅先のお店訪問、やる気が出ない献立、失敗成功談、もうなんでもいいんです、ただただ我を忘れて見たいし読みたいんです。 読んで溜飲が下がるとよいのですが、納得できない時は大奥(非公開の裏マガジン)へ即連れ込みます。ここでいう納得できないは、「未消化」あるいは「頭に棲みついてしまった」または「不完全燃焼で危険」な状態です。 振り払っても振り払っても忘れられない大好きなスイーツ記事をご紹介します↓ ◻

          こみ上げる食い意地を抑え切れない記事をご紹介します。

          納豆麹に合う食材のランクづけを楽しむ。

          納豆麹を初めて作ったのは1年以上前です。 納豆単体とは別次元の深みある複雑な味わいにぶったまげた記憶があります。納豆は歳とともに食べなくなっていますが、これならイケるかもしれない。 大変美味で、冷蔵庫にあればうれしいから作り置きを続けています。しかし、食べるのを忘れてしまって一番減りが遅い発酵食品でもあります。 塩麹はじめ他の発酵ものに関しては、それらの使い方やおすすめ料理を本やSNSでチェックしますが、納豆麹については調べたことがありません。作り方だけ知っている状態です

          納豆麹に合う食材のランクづけを楽しむ。

          「レタスは半生でもおいしい実験」で3品作りました。

           あまりにもスッカラカンの冷蔵庫を見て身の危険を感じたので、3-4日前にレタスを1個買いました。安くてきれいだったから。すぐに使わず今日開封するところがいかにもええかげんです。3日間何を食べていたのか不明。ごめんなさいレタス。  レタスは1玉買うとなかなか使い切れないイメージがあるのですが、加熱してかさを減らすのが一番。近年よく見る「レタスと豚肉の鍋」は、食べやすくおいしそうですね。  と思いながらも、今日は完全に加熱をしない、かつ生でもない半生レタスを食べてみたいのです

          「レタスは半生でもおいしい実験」で3品作りました。

          土佐弁は食べものとセットで。

          全国47都道府県のうち、高知(土佐)の人と交流する機会は二番目に多い気がします。 高知県人は方言を隠さずフランクに話すイメージがあって、わたしの感覚ですがとても会話がはずみます。 全国的にはヒアリングできないくらい難解な方言があるようですが、土佐弁は通訳なしで会話が成立するので、頭を抱えるほどではないと思います。 たまに遊びに来る甥嫁の土佐弁がかわいくて、心の中で復唱しては語尾泥棒をしてしまう悪いおばさんなのです。 とりわけ好きな方言が 「〜やき」 頭が食べ物で埋め尽

          土佐弁は食べものとセットで。

          *2024.11.14(立冬)朝

          おはようございます。 毎朝6:30頃に我が家の庭木へ出勤してさえずる小鳥たちは、強風に負けず今日もやって来ました。 鳴き声がかわいくてかわいくて。テンポよくご機嫌でしゃべって笑って歌って怒って忙しい感じは、名曲『タイプライター(The Typewriter)』 (ルロイ=アンダーソン)を連想させます。 オーケストラ、指揮者までもが笑いを隠せない。タイプライター演者付近の方々はさすがのプロ魂を見せてくれます。もちろんわたしは何度も吹きました。よろしければ息抜きにお聞きくだ

          *2024.11.14(立冬)朝

          ズタボロのメモは今かがやく。

           初めて調理現場に飛び込んだのは、けっこう歳食った年齢である。今さらと思ったものの、取得した資格を活かしてさらに上を目指したかったから。そのステップに絶対必要なのが現場での実務経験3年であった。  栄養士として就職したが、初めは調理場スタート。調理師と調理員から指示を仰ぐのである。  その内2名のベテラン調理員は、醸す雰囲気から「心して関わらなければならないであろう強敵」に見えた。そう思わせる空気を全身にまとっていた。  陰湿ないじめではなかったけれど、「どれだけできるのか

          ズタボロのメモは今かがやく。

          冷凍野菜救出+さよならカレー麹

          フリーザーバッグの底に氷の粒が少しずつ増えてきて冷凍暮らしの長さが偲ばれるいくつかの野菜たちを無視していたわけではない。 消費できないのだ、2人では。わかっているのに産直市へ行けば新鮮野菜をカゴいっぱい買ってしまう病は、共感していただける自信がある。 冷蔵庫の野菜室で元気を失う前に冷凍して延命するのは、野菜とわたしに希望をもたらす。下処理済みで冷凍するからいつでも楽に料理できるし、腐らせて廃棄することはない。 もちろん品質うんぬんや食品衛生うんぬんを指摘されたらごめんな

          冷凍野菜救出+さよならカレー麹

          料理の途中で「おいしさ」は決まる。

           昨日読んだ箇所(160ページ)で手が止まり、唸り声が上がった。 「途中でおいしそうに見える」  プロセスを「おいしそうかどうか」の視点で見ていたか。うーん、ほとんど意識していない気がする。  そして朝を迎えた。いつもの台所仕事の時間だ。週末は買い物に行かなかったので、在庫処理を兼ねたつなぎの料理になる。  こんな時は乾物に頼るのが1番いい。高野豆腐があったので、冷凍野菜他(ごぼう、にんじん、れんこん、しいたけ)と一緒に煮る。残念ながら添える緑の野菜がない。野菜が貧弱で

          料理の途中で「おいしさ」は決まる。

          じゃがいもで3品作ったのは「点と線」の松本清張先生だった。

           最近買ったじゃがいもがホクホクで家族が大変喜んだので、ふたたび購入しました。今日もゆるゆると思いつきで進めます。  昨日からaudibleで松本清張著『点と線』を聴いています。随分前に2回読んだ記憶があるので3回目。言わずと知れた代表作です。賛否はあるようですね。  福岡で起きた心中事件の謎解きに挑む小説です。時代背景が印象に残ります。なぜなら昭和の交通事情が現在と比較すると考えられないおおらかさ。ねずみ色のオーバー(←グレーのコート)、電報(←メールではない)、青函連絡

          じゃがいもで3品作ったのは「点と線」の松本清張先生だった。

          トンネルを抜けて半日リフレッシュでプチ旅人になる。

           ご縁がある街で大好きな高知県にはずいぶん行っていません。4年前に高知自動車道が全線4車線化しましたが、最後に訪れたのはそれよりもっと前です。  高速道路を以前のように運転できるかを試す講習メインで、ナビとスケジューリングが得意な友人に同乗をお願いして日帰り高知旅が実現しました。わたしは安全運転に専念します。  AM7:00出発、晴れ、少し肌寒い朝。 空がすっかり夏から一足飛びに冬へ。 今年の秋は1週間くらいしかなかった感じがします。2時間後に1つめの目的地へ。 ◻️高

          トンネルを抜けて半日リフレッシュでプチ旅人になる。

          直近10日間ほどは書きたいことや試作があり、espressoみたいに苦く濃い日々でした。ぶつ切りの長ねぎさながらの短い文節を長めにして全体にボリュームをもたせたら、違った感覚で書けておもしろかったです。たっぷり感を味わいました。 多くの方にお読みいただき、ありがとうございます。

          直近10日間ほどは書きたいことや試作があり、espressoみたいに苦く濃い日々でした。ぶつ切りの長ねぎさながらの短い文節を長めにして全体にボリュームをもたせたら、違った感覚で書けておもしろかったです。たっぷり感を味わいました。 多くの方にお読みいただき、ありがとうございます。

          基本の「キ」素材の「ソ」を大切に向上しよう。

           こんばんは。今日は立冬。きっちり冬を感じる1日でした。夕食と片づけを終えた直後のnoteです。  今週は菓子を作ったので、調子に乗って普段の何倍も食べに食べ、さらに欲しくなって止まらず、まるで野獣のようで落ち着いた食生活ではなかったです。ここはひとつ修正しなければ。  食べ過ぎや甘い物飽食時にリセットする方法として、わたしは野菜を噛みます。普段はあまり噛まずにハイスピードで食べますが、ここはひとつ全力で噛みます、リセットご飯。  さすがにこれだけでは暴れそうなので、白

          基本の「キ」素材の「ソ」を大切に向上しよう。