おいし過ぎて追加注文できないカフェへ行く。
予約を取りにくい有名地元カフェに行きました。
友人のおかげでとてつもないhappy hour!
画像を遡ると残っていました。今日が4回目の訪問。
昨日の出来事はきれいに忘れるのに、チーズケーキを食べた回数を思い出せるのは特殊能力か、はたまた身体感覚か、よくわからない。
わたしは早食いです。
しかし、今日は歯切れの悪い(言い方よ)ねっとり食感のチーズケーキだから舌上滞留時間が長く、五味+フレーバーをじっくり楽しめて、終了は友人と同着だった。珍しいことがあるものだ。
初回訪問は夜。味に驚き、雰囲気に酔った。
年末の虚脱感とおいし過ぎる虚無感に襲われて、腰が抜けそうだった。
真夏。こんな日はさわやか系一択。
生レモン汁を絞った。
最後の味の決定を客に任せる。
よほど自信がなければできない演出だと感服した。
ここでも舞い上がって、体感は40℃を超えた。
どっしり食感なのに重く感じないのは、とてつもないなめらかさと軽いフルーツフレーバー効果。
バスクの焼き色とダークチェリーの一体感が見事。
そして今日の午後。
完全予約制のカフェは珍しいかもしれない。
隣りも後ろも女性2人組。
全員が違う種類のチーズケーキを追加注文していた。
心情を推察する。
なかなか予約が取れないカフェ、しかも絶品チーズケーキだからこの際どうなってもいい、ひとまず2種類は食べておこう。
と思うのは自然な欲求だと思う。
でもわたしは追加注文をしない。今までもしたことがない。食べようと思えば胃の容量に空きはあるのに。なぜだ、なぜだ、大食いなのに。
カロリーがすごそうで太る。違う。
2切れは贅沢し過ぎ。違う。
次のお客さんの分がなくなる。違う。
チーズケーキが脳を満足させてしまった。
もうこれ以上食べる必要がない。
余韻だけで十分。求めない、求められない。
滅多にない経験ができるカフェ。
プロの至高のレシピと技術が生み出す口福だろう。
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