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紅白のめでたい割合を探して

紅白といえば、紅白まんじゅう。
めでたさがにじみ出る国民的和菓子。

紅白まんじゅう
(舟和公式HPからお借りしました)


そして紅白歌合戦。
年末を彩る国民的番組。
最後に見たのは何年前だろう。

75回目!歴史があります。
(オリコンサイトからお借りしました)


紅白なますを忘れてはいけません。
おせち料理には欠かせない野菜代表料理です。
あっさりすっきり箸休め。

紅白なます
(ヒガシマル醤油サイトからお借りしました)


紅白なますとは
せん切りにした人参と大根の水気を切って、調味酢と和えたお料理です。なますとはもともと、生肉や魚介類を細かく刻んだもののことを指していました。
しかし現在では一般的に、細切りにした食材を甘酢などで和えたものを言うようになりました。中でも縁起物として作られる人参と大根のなますは、紅白なますと呼ばれています。

紅白なますの由来
お祝い事のシンボルである紅と白の組み合わせには平安、平和を願う心が込められています。
また人参と大根が細切りにされているのには、紅白の水引きをかたどっているという説があります。

大丸松坂屋HP引用


作る時の注意点は1つ。人参を入れ過ぎないこと。
たしかに赤(金時人参以外はオレンジ色?)の割合が多くなると、見た目が落ち着かなくなる。
大根:人参=6:1〜5:1くらいがよいと検索レシピに書かれていました。

家で作る時は大根人参とも計量せずに作るので、そこまで割合を意識したことはありません。だからこそ湧き起こる実験魂よ。
包丁で切りたかったのですが、今朝は時間がなくてスライサーに頼りました。

紅白なますの割合と見た目

スライサーでガシガシ
重さは適当です。


①大根:人参

左 1:1                 中央 2:1                 右 5:1


引き画像で失礼します。

大根と人参は別々で調味して10時間おき、水分を絞ってから計量しています。
本来は総量を決めてから割合に応じて2種を混ぜるべきところを、人参10gを基準に大根量を×2、×5としたため、だんだん量が多くなってしまった。
テキトーが過ぎました。

よって上の画像は、
左     →大根10g+人参10g
中央→大根20g+人参10g
右 →大根50g+人参10g

量が違うので判別が難しいのですが、ぱっと見ていかがでしょうか。

大根5:人参1は落ち着いて食べられる風情を醸しています。見慣れた感じです。人参の主張は感じられません。プロの教えはさすがです。何度も割合を変えて試したのでしょうね。


②人参:大根

左 2:1                                    右 5:1

(1:1は上の写真左をご参照ください)


左    →人参20g+大根10g
右 →人参50g+大根10g


人参5:大根1のビビッドな感じがいい。
なますというよりもフレッシュなサラダでいい。
繊維が元気で顎が試されて、色のあでやかさにハッとする。「大根はどこへ消えた?」感がすごい。


まとめ

人参が主役のなますが気に入ってしまって大根に申し訳なかった。もちろん人参まみれは初めての味わい。見た目は大根メインの数倍インパクトが強い。

基本は抑えつつ、オリジナルを楽しむのは粋だと思います。めでたさを増やしたい時は、人参メインでお試しください。割合の逆転は「あり」です。



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