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05 二十四節気「霜降」七十二候「霜始降」

今日は二十四節気で「霜降(そうこう)」七十二候で「霜始降(しもはじめてふる)」。
日本の四季の中で霜が降りはじめ、日に日に寒さが辛くなってくる頃。
日本庭園では二十四節気の暦に合わせて冬支度が行われるので、もうすぐ幹にコモを巻くコモ巻きや、松の雪吊りも設えられる頃です。
冬の風物詩がいよいよお目見えです!

浜離宮にて(昨年11月)
雪吊りを作っていました!

といっても今日はかなり暑かったですね。
このような場合もありますが、本当にこの暦はよく出来ていて、日々の生活でも季節の変わり目の衣替えや習慣にわたしは結構これを取り入れています。
21日にやっと布団を冬物に変え、部屋も冬モードに突入。
まだ暑いかもと思ったら、羽毛布団マジ幸せでした。

昔の人は良く考えたものだ、ほんと。
温暖化になってもいまだにこれをベースに季節を感じられるの、なんかの魔術みたいな不思議。

雪吊りといえば兼六園(2022年3月)
「兼六園式」という造り
雪の多い北陸では灯篭も冬支度して雪から守られます(上と同様2022年3月)
東京では見たこと無かったのでびっくり!

「霜降」は二十四節気最後の秋の暦。
次は「立冬」でいよいよ冬に入ります。

少しずつ季節が移り変わっていくのを、日々自分の肌で感じる豊かさよ。
東京に住んでいても、仕事が忙しくても、この感覚は絶対忘れないでいたいと思います。

…俳句でも作ろうかな?

おまけ
こちらは兼六園で雪吊りを外しているところ
貴重!と思ってちょっとテンション上がりました

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