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06 二十四節気「立冬」七十二候「山茶始開」

体調を崩しており、2週間ぶりの投稿となりました。
休職したら体力が落ちて、復職してそこそこ元気なつもりでしたがなかなか治りが遅く、まだ鼻水と咳が出ます。

わたしが風邪をひいている間、季節はゆっくりと進んでちょっと置いていかれた気分。
家の近くの柊木犀も楽しみにしてたのに、花、見られなかったなぁ。

さあ、二十四節気でもいよいよ「立冬(りっとう)」七十二候「山茶始開(つばきはじめてひらく)」。
暦の上でも冬に突入です。
この時期でもまだ今年はコートを下ろしてないですが。

「立冬」
秋が極まり冬の気配が経ち始める頃。
朝晩の空気がぴんと張り詰める感じや、布団から出られなくなってくると冬が来たな…と感じます。
ま、冬将軍の本気はこれからですけどね!!
身の回りの冬支度を始めるには今が一番いいタイミング。
あったかいものを食べたり、暖房器具や防寒着を準備したりして冬を乗り切りたいですね。

「山茶始開」
山茶花と書いて「さざんか」ではなく「つばき」と読みます。
そういえば今日住宅街の山茶花が一輪咲いていました。
山茶花と椿の違い、分かりますか?

「始めて咲く」というにはすばらしいほどの花付き

両方とも日本の固有種ですが、山茶花は花弁が1枚1枚ついて花を形作っていますが、椿は花弁が全部繋がっていて花弁が散らばりません。
英語では両方ともCamelliaですが…
でもここで「山茶花」を「つばき」って読ませることは、日本人の気持ち的には同じ花と位置付けているのかななんて…
でもこれから寒さが厳しくなると花がどんどん少なくなるのですが、その中で鮮やかに咲いているのが椿なんですよね。
あれ結構元気でるんですよね…。

淡い花色が良い

これから木々が色づいて、それとともに山茶花も花の見頃を迎えます。
紅葉の鮮やかさに目を奪われてしまいがちですが、冬の始まりを支える影の名脇役、ぜひお近くで探してみては?

山茶花の写真がなく、この間旧古河庭園に行ってきたのでバラの写真でホントすいません。
上の画像は「プリンセス・オブ・ウェールズ」
※山茶花の写真を撮ったので差し替えました。プリンセス・オブ・ウェールズはこちら↓

プリンセス・オブ・ウェールズ
ダイアナ妃のバラ
バラにアゲハチョウが止まってなんとも美しかったです

近いうちに「旧古河庭園」の2稿めを上げます!!
次は…洋館の予定!!!

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