気が済むまで

ある人と話をしていた。

私は勝手に期待していた。私が思っていること、相手も同じように思っているのかもしれないと。でもそれは違ってた！薄々気がついてたけどやっぱり違ってた。全然、全く、まるっきり違ってた。残念だとかショックだとかいうのを通り越して、笑っちゃうくらい違ってた。

相手が私に求めていたことがあって、私はそれに答えられなくて。私が相手に求めていることは、相手も答えてくれそうもない。ここまで違っているなら、もういっそのこと開き直ろうか。と思った。良く言えば、尊重し合う。悪く言えば、利用し合う。ということになるのかもしれない。

でもそれって、やっぱりどこか寂しいんだよね。頭では、口では、それでいいって割り切ったつもりでも、こうして考えてしまうし、悩んでしまうし、寂しいと感じてしまう。だから結局のところ、どうにもできない。考えればいいし、悩めばいいし、寂しがってればいい。気が済むまで。それから先のことは、そのあとまた考えよう。