日曜日の夜
こんなにも人気を感じない江ノ島がかつてあっただろうか。
この世の中の状況で行くことには賛否両論あるだろうけれども、ちょっと行ってきた。
日頃の疲れを癒せるよい施設だった。こんな週末にも開いていて、おもてなししてくれる従業員の方がいることがむしろ奇跡的。普段は観光客も地元の人もごった返す人気のスポットなのだろうけど、今日はほぼ貸切状態だった。
職場の先輩と、いつものようにおしゃべりしながら夜のひとときを楽しんだ。実はこの先輩はこの4月から異動されることが決まっている。こんな風に言ってすぐにどこかに出かけられるのも、これが最後かもしれないから。
こんな風に、これが最後かもしれない、唯一かもしれないというチャンスを逃した人々がどれだけいるのだろうか。そんなことを思うと、なんだか切ない週末だったな。
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