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世界で最もイノベーティブな企業ワービーパーカーってどんな会社?


今自分はDtoC、インフルエンサー事業、商品開発をする会社に勤めたいと思っています。

DtoC企業の中でアメリカで1番有名と言われる
「ワービーパーカー」について記事にしたいと思いました。


学んでいく中で驚くような政策や新たな価値観がありそのイノベーションに驚愕してしまいました。




どんな会社か説明させて頂くと

設立は2010年、場所はニューヨーク
・名門ペンシルベニア大学ウォートン校に在籍していた4人の学生が創業
・オンラインストアのみで販売を開始
・スタート時のプライスライン$95のみ
・配送/返送とも無料
・5つのフレームを5日間試着できる無料トライアル
・契約工場を自社で抱えて製造
・製品のグラスはイタリア、フレームは中国で製造
・主なターゲットはミレニアム世代
・サイトデザインや写真はヒップな印象を与えている
・店内ではサンプルを試着し、検眼してから、PCで商品を購入
・追加料金を支払えば24時間以内に受け取れる
・最高のプロモーションは口コミ
・新規顧客の半分は口コミによって呼び込まれている
・40歳未満の顧客のうち60%がSNSを参考にして購入
・カスタマーサポートの満足度が高い
・女性顧客が車を盗まれて落ち込んでいる時に、彼女がよく通っているバーの20ドル分のギフト券をプレゼントしたという逸話が有名
・販売したメガネ数に応じて、仕入れコストと同等額を非営利団体に寄付
・寄付は発展途上国の人々がメガネ販売するためのトレーニングに活用
・メガネが届く仕組み作りに貢献
・WarbyPeakerの顧客の46%は社会に恩返しするプログラムを喜んでいる
・レモネード販売の全額寄付など多くのチャリティキャンペーンを実施
・20を超える投資家から調達した資金は約140億円
・さらに2016年4月に約120億円の追加出資
・2016年4月時点の時価総額は約1,440億円



いや多すぎ!!目がチカチカする!!


でも一つ一つ読み解くと、

今までにない取り組みや新しい価値観が感じられます。


Warby Parkarの強みを4つに分けてみました。



1)良い製品と良い価格
2)ソーシャルグッドな関係
3)ストア以外のコンタクトポイント
4)ブランディング戦略


1)良い製品と良い価格

Warby Parkerは製造と販売の間にいるミドルマン(中間業者)を排除したこと、そしてデザイナーを社内に抱えたことにより、オシャレでコストパフォーマンスの良い製品を販売することを実現しました。

またオンラインストアのみでスタートしたので、店舗や販売員という固定費をかける必要がなかったので、販売価格を抑えることができた。アメリカのメガネ製品は一般的に製造コストの10倍くらいの販売価格にされることが多いなかで、一般価格の1/4程度の価格で提供したそうです。


2)ソーシャルグッドな関係


WarbyPeakerは「見る権利は全ての人にある」という信念の元に、「Buy a pair, Give a pair」というプログラムを実施しました。
WarbyPeakerのメガネを買うと、慈善団体を通じて発展途上国に寄付する取り組みをされています。

個人的にすごく好印象を持ち、この会社を応援したくなりました!


3)ストア以外のコンタクトポイント


オンラインストアから始まったWarby Parkerにとって、無料のトライアルプログラムは唯一のコンタクトポイントだったそうです。

Home Try-onを利用すればメガネを5本まで選んで試着することができる。しかも送料は無料で、気に入ったフレームだけ選んで送り返すだけ。送られてくる箱は、お客様の期待を高めるデザインが施されている。

利用者は、ハッシュタグをつけて試着姿をセルフィーしてSNSでアップする。どれが一番、似合うと思う? #warbyhometryon
こんな感じでアップすると、社員の方がアドバイスしてくれるそうです。驚きですよね。こんな仕組み知りませんでした。

4)ブランディング戦略


洗練された製品、驚きを与えるキャンペーン、社会貢献という要素をWarby Parkerというブランドイメージに紡ぎ上げたのが彼らのブランディング戦略です。

その上で彼らは『本』というインテリジェンスなメタファーにブランド・ストーリーを絡ませることで、『教養の高い知性あるブランド』を構築することに成功しました。

・Warby Parkerの名前の由来は、アメリカの小説だそうです。

家ジャック・ケルアックの未刊作品の登場人物からとった
・クラシックな図書館をイメージした店内で書籍やハシゴが並んでいる
・一部ではセンスの良い書籍も販売
・ニューヨーク公共図書館を舞台にゲリラ・マーケティングを仕掛けた
・スクールバスをリノベーションしたポップアップストアを展開
・オリジナルの絵本を販売している


感想

まずこんなにも聴いたことのない取り組みがあることに驚き、引いてしまいました。笑

この会社で働いたら楽しいんだろうなぁ!って素直に思いました!

そして、ブランディングがしっかりしていてファンを作る上でいかなる角度からもお客様に好かれるのだと思いました。

そして知らない会社はまだまだありますし、世界は広いなと実感しました。



DtoCの会社についてまだまだ調べて勉強してみます。


読んでいただきありがとうございました。

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