あなたはどの様に本を読んでますか？「読んだら忘れない読書術」（樺沢紫苑）

目次
１．なぜ本を読む？
２．スキマ時間で効率アップ
３．アウトプットで記憶力アップ
（４．本の選び方）

１．なぜ本を読む？

（１）数のチカラ
「10人を対象にした研究」と「１万人を対象にした研究」
あなたはどちらを信じますか？

私は「１万人」を信じます。

三人寄れば文殊の知恵
と言うように１人より２人がいい、２人より３人がいい。
もちろん10人より１万人の方がいい。

考え事をするときはどうだろうか？
1人で考える解決策には限界がある。
そこで本なのである。

本を買うことによって他人の経験を買うことができる。
そして、無限の解決策を手に入れることができる！

cf.)標本の数
統計学では標本の数がとても大切になってくる。
日本国民の平均年収を調べるとき、
東京駅の前を歩いている１０人に収入を聞いて平均をとり公表する、
あなたは納得できますか？
データを解析する際には標本の数が大切になる。
自分の考えなんて高々 １つの標本に過ぎない。

（２）ムダ知識の不足
「そうだ〇〇を始めよう、でも、、、」

何かを始めるとき、障壁になるのは知識不足だと思う。

「ゲームを作ろう！」って思ったとき、
プログラミングができなかったらどうしますか？

ゲーム作りという目標があるのにプログラミングの知識が壁になる。
そこで本なのである。

本での勉強を通して事前に知識を蓄えることができる。
本で事前にプログラミングを勉強していれば！

cf.)勉強ってムダ？
今 勉強していることも将来役に立つかもしれない。
「〇〇を始めよう！」って思ったときにストレスなく始められるように、
予備知識を蓄える。
将来のための予備知識を蓄えるためにムダだと思うことを今勉強する。

（３）本を読んで

「この本をよんだ！」って画像とともにツイートした友達がいた。
いわゆる意識高い系の友達。
で、、、
本を読むこと自体すばらしいことだと思う。
だが、読んだことで満足してはいないだろうか？

結局、記憶に残さないと意味がない。
だからこの本で忘れない方法を学ぶ必要がある。

cf.)薄っぺらい
なぜか意識高い系の人に共感できないことが多々ある。
なぜだろうか？
薄っぺらいからなのかもしれない。
表面だけの行動力に問題があるのかどうか。
私自身もこれからは、
その行動がどんな意味を持つか深く考えながら生きていきたい。

２．スキマ時間で効率アップ

私は夏休みの課題を最後の１日にまとめてするタイプの小学生でした。
みなさんはどうですか？？？

でも最後の１日にするっときって、やけに集中力が増しませんか？
高校のテストやゼミの発表直前などもやけに集中力アップしますよね！？

それは制限時間があるからです。
切羽詰めると集中力がよりアップする。
そこで本なのである。

制限時間を設けてメリハリをつけることで本により集中できる。
通勤電車を降りるまでの１５分。
米が炊けるまでの３０分。
オンライン講義が始まるまでの３０分。
意外にスキマ時間ってあるような気がします。

cf.)スケジュールアプリで自分管理
スケジュールアプリで明日の予定を管理する。
普通の使い方ですね。
逆に、スケジュールアプリで自分の行動を記録することで、
ムダな時間や集中力が上がる行動を洗い出すことができます。
過去の自分の行動をアプリで可視化することで自己管理ができちゃいます。

３．アウトプットで記憶力アップ

英単語を１回見て完璧に暗記することってできますか？
高校で英単語を覚えるとき
記憶に残すために同じ単語に何度も目を通すと思います。

「繰り返し」が記憶力を増強させる。
そこでアウトプットなのである。

「人に教える」、「レビューを書く」「メモを取る」etc.
アウトプットを繰り返して記憶に残す。

cf.)本を読んだ後に。
「メモの魔力」が昨年のベストセラーになった。
本の内容をざっくり言うと「メモを取れ」ということである。
ただ、その本を読んでメモを取り始めた人は何人いるのだろか？
この本を手にした数十万人すべてがメモを取っているのがベスト。
本を読んで納得できなかった人は別として、
メモを取らない人は読書の時間をムダにはしていないだろうか。

結局は本を読んだ後に、

（４．本の選び方）

ざわざわした人ごみの中で自分の名前には反応できる。

自分の名前が常に頭の中にあるから、
雑音から正確に選び取ることができる。
それを本選びにつなげる！

自分の課題や目標を気に留めながら、
本屋をぶらぶらすることで自然と必要な本が目にとまる。
（本屋は冊数が多い大型書店がいい）

cf.)自分で買った本しか
親からもらった本、教授から借りた本、就職担当から借りた本
そういえば全部読んでないわ。
結局 自分で買った本しか、読まないのかもしれない。

ごめんなさい。